キャッシュレス化と新紙幣
はじめに
2024年7月3日、つまり明日、新紙幣が登場するそうです。子供の頃は新紙幣登場と聞くとワクワクしたものでしたが、今回の新紙幣改刷、どうも世間を見渡すとワクワク感どころかむしろ冷めた感が、、何故でしょう?
新紙幣改刷間隔
まず基本情報として、日本の新紙幣改刷間隔は大体20年だそうです。忘れてましたが、前回は2004年らしいです(我が相棒、Claude3.5調べ
正直なところ、そんなに頻繁なの!?という感じです。ちなみに、今回の新紙幣改刷の発表があったのは2019年。技術的なことやデザイン面などを考えると、そのさらに3年前には新紙幣発行へのスタートは切られていた、と考えるのが妥当でしょう(同じくClaude3.5君情報より)
2019年といえば、PayPayもApple Payも、コード決済も登場済み。キャッシュレス化が進みつつあった時期に新紙幣改札のニュース、、これは、最初からあんまり盛り上がらなかったかも。
紙幣改刷の意義
ですが、勿論紙幣の改刷には意義があります。一番大きな目的は、ズバリ
「贋札防止」
です。
よく知られていることですが、日本の紙幣の偽造防止技術は世界一です。技術の見本市と言ってもいいほどだそうで、今回も凄い!
・世界初、3Dホログラムの肖像
・超微細な印刷技術
・背景にも高精細な透かし模様
と、それはもう素晴らしい技術の結晶のような存在らしい。(そういえば最近贋札ってあまりニュースで聞かないですね。)
それ自体は本当に素晴らしいです。技術力の継承の面でも、必要でしょう。が、このご時世、みんなで大歓迎、とはならないようです。
世間の反応
勿論、新しい紙幣を手に取るのは楽しみではありますが、現行の紙幣に対応している機器類、
例えばあらゆる場所にある券売機、精算機、ATMの類、その他にも自販機やら両替機やら、現金を扱う機器のメンテにかかる時間、予算、人手は大変なものでしょう。毎回これは同じことなわけですが、中々持ち上がらない経済に円安が重なってしんどい昨今、各企業さんのご苦労は大変なものらしい。勿論、逆にこのメンテ自体をお仕事にしてる会社は売上超アップしてるそうですが。
他にも、この機に高齢者のタンス預金を狙う詐欺にも注意が必要です。
「新紙幣が登場すると旧紙幣は使えなくなりますよ」
とか言って交換と称して騙し取るそうです。気をつけねば。
まとめ
キャッシュレス化が進む現代、膨大な時間と手間と正にキャッシュをかけての紙幣改刷は、矛盾もあるように思います。が、その一方で、技術の継承、それぞれの国の文化の表現、キャッシュレスに対応できない世代への必要性など、やはり現金の存在意義はまだある以上、偽造防止の為の改刷は必要、ということなのでしょう。
紙幣改刷とキャッシュレス化も、過渡期にある、ということでしょうか。
因みに、欧米の例をChrode3君に聞いてみたところ、やはり10-20年に一度のペースで新紙幣改刷はするそうです。
デジタル化が進むにつれ、キャッシュレスも進むでしょうし、貨幣制度も世代交代、なんてなる日が来るのでしょうかね?
オマケ
今回GPT4o君に
「新紙幣改刷のコラムに合うイラストを」
と指示して、まず出てきたのが今回のイラストです。
テーマが大きくて細かい指示を出さなかったワタシも悪いのですが、まさか紙幣そのもの、しかもこのデザイン!!笑
あまりのインパクトに使うのを躊躇いましたが凄すぎてやはり使わずにはいられませんでした、、
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