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駐車券がない駐車場体験記

はじめに
 ワタシには買い物の際よく利用する駐車場が何ヶ所かあります。先日そのうちの1箇所、某立体駐車場がリニューアルされ、カメラ認証式の精算方式になっていました。

 スムーズになったし、スピーディにもなりましたが、初体験そのものは戸惑いやら疑問やらもあり。ですが総じて面白い体験でしたので、今回はこれをテーマに書いていこうと思います。

駐車券がない!
 まず大体の流れを説明します。
1.入り口。バーなし、券の出力なし。
「カメラで認識してますのでそのままお進み下さい」みたいな注意書き。
2.以前と同じように、買い物したお店で金額に応じたサービス券をもらう。
3.事前精算機に自分の車のナンバー4桁を入力。画面に入庫時の映像が流れて、自車であることを確認。サービス券のQRコードをかざして精算。
4.出口に精算機もバーもなし。そのまま出庫。

初体験の感想
 上記の手順でしたが、いきなり入庫した身には戸惑いも。

 なんと言ってもサービス券どうやってもらうのかが分からない。提示する駐車券が無いわけですから。どこにも書いてないので、お店の人に聞いちゃいました 笑

答え:〇〇駐車場を利用してます、と伝えていただけたら従来通り、〇〇円お買い上げで2時間のサービス券をお渡しします
とのこと。
なるほど、そこは紙なのか、、そして、口頭で伝えるだけなのか。

 正直言えば、惜しい!ここはサービス券もペーパーレスにして欲しかった!

もう一歩、DXアイデア
 口頭で伝える、サービス券がレシートで渡される、という2点が弱いと思うので、そこを改良したいと思います。

例えば:
 駐車場アプリを作ります。
 そしてアプリを入れると割引になる制度を導入。

 アプリからはカメラ機能に飛べるようにして、駐車場内に設置したQRコードを読み込むことで起動。

 お店で買い物する際には駐車場で読み込んだQRコードを提示。お店が用意する、金額に応じたサービス時間分のQRコードを読み込む。

 駐車場の精算機でサービス券QRコードを提示して出庫。アプリを使うたびに割引ポイントが貯まる仕様にすることで、アプリ利用者を増やす。

 更に、アプリユーザーのデータから繁忙期、曜日、時間帯を割り出しダイナミックプライシングに利用、という感じでどうでしょう?

まとめ
 IoTで身近な駐車場利用が変わることは、デジタル化にアレルギー反応起こしがちな日本人にいい刺激を与えてくれそうです。最近思うのですが、日本はDXに向けてインフラはあるのに、使い手の意識がついてきてないのが世界に遅れてる原因の一つなんじゃないかと。

 身近な事例がもっともっと増えるといいな、と感じた出来事でした。

オマケ
 そして、今回のイラストもオムニ君に頼みました。一発で出してくれたのがこれ。
お題をいちいち説明するより、「コレコレのテーマで書くコラムに付けるイラスト」と指示した方が、うまく行くことを学びました。ワタシの説明力不足なんだな 笑




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