4月、定期券購入渋滞の季節-みどりの窓口の減少とMobile Suica-
はじめに
4月、新学期開始と新社会人の出社が重なり、昔から定期券を買う、みどりの窓口に長蛇の列が出来る季節です。30ウンねん前、私も長時間並びましたが。
ですが、昨今その状況が少し変わっているようです。Mobile Suicaもあるし、減ってるとばかり思っていましたが、どうやら列は長くなっているらしい。このお話、Xで流れたのでご存知の方も多いかもしれませんが。
何故でしょう?
みどりの窓口の減少
まずはみどりの窓口が、大幅に減っていることが原因の一つに挙げられます。
JR東日本管内では2021年に440駅に設置していたものを、2025年には約140駅にまで削減する方針とのこと。なんと7割減です。JR東日本に寄れば、チケットレスが進み不要になってきている、とのこと。
また、お客様への対応策としては
・みどりの窓口を無くした後には電話でオペレーターと交信しながらチケットを購入出来る券売機を設置(みどりの窓口を無くした駅全てには対応せず)
・駅員に申し出れば、最寄りのみどりの窓口がある駅まで往復無料切符を配布。
とのこと。ただ、繁忙期はこのオペレーター付き券売機もかなり並んだといいます。
このデジタル化の時代にリアルで2時間待ち、、アプリはあるのに。謎です。
Mobile Suica
デジタル化の流れとして、Mobile Suicaがあります。アプリを無料でインストール、チケットは勿論、定期券も対応しています。
2024.4月現在、調べたところ
・懸念だった通学定期券にも対応。通学証明書の写真をアプリ内で撮影する事で購入可能。
・しかも、年度が変わるたびに提出が必要だった通学証明書、202.4月からは最初に購入する一回だけで更新可能。
・私鉄等の乗り入れ定期券にも対応。
・未成年者の通学定期券購入には保護者のクレジットカードで対応可能。
これは、もうほとんどの定期券を網羅していると言っても良いのではないでしょうか?
何故リアル2時間待ちが発生するのか、、謎は深まるばかりです。
因みに、通学証明書が未対応と思われてるフシはネットに散見されました。これが原因なのでしょうか。
まとめ
Mobile Suica、もしかしたらものすごくUI、UXが悪いんでしょうか?ネットにはあまりそういった情報はないようですが、、
だとしたら、ひたすらJRさんの広報不足ということになりますが、、
定期券を買う機会のない私ですので、実体験がないのが申し訳ないのですが、定期券を購入している方々は、次回Mobile Suicaでの定期券購入にトライしてみては如何でしょう。利用者が多くなればなるほど、その感想からUI、UXは改善されますので。
DXを進めるに当たっては、作り手だけでは話は進みません。ユーザーがいてこそ、レベルは上がると思います。是非、果敢に新しい体験にトライしてもらいたいと思います。
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