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マイナ保険証初体験記

はじめに
 ワタシの義両親は93歳と90歳と超高齢です。有難いことに2人とも元気で、2人で生活出来ていますが(凄くないですか⁈)、定期的に通院はするので2人に負担にならないよう、ワタシが先行して順番取り、義姉が後から2人を連れてくる、というフォーメーションを組んでいます。

 今回初めてマイナ保険証を利用したのでその体験記を書いていきます!

従来の受付方法
 かかりつけのお医者さんは、内科、外科、リハビリ施設があり、田舎なこともありほとんどの患者さんは高齢者です。そのためか、受付はリアルのみ。早く並んだ順、、朝の診察は9:00から、受付は8:30からです。腕が良く、受付事務の方から看護師さん、お医者さんまで皆さん優しいので超人気。いつもめっちゃ混みます。

 順番取り係のワタシは、超高齢の義両親がなるべく待合室にいないで済むよう、いつも8:00に並び始められるよう家を出ます。

 マイナ保険証が施行されるまでは、並んだ順に整理券を受付で取ったら、席を確保。整理券の番号順に呼ばれて事務の方に診察券と保険証を渡す、という手順でした。保険証確認は事務の方がPCでやります。

マイナ保険証による受付
 今回初めて保険証確認作業を自分でやりました。マイナ保険証を受付カウンターにあるマイナ保険証受付機に載せて、暗証番号を入力する、アレです。

 すると何が起こるかと言うと
1.整理券を取る列
2.すぐ横に一台だけあるマイナ保険証受付機への列
3.整理券番号を呼ばれて受付カウンターに来る患者さん
の三者入り乱れ!ついでにマイナ保険証受付機に不慣れな高齢の方のため、そこに受付事務の方が一人割かれる、というカオス!!

 うーん、コレ、なんかメリットあるの?と思われても仕方ないのでは、、勿論、医療事務の負担軽減になるのは分かりますが、、

まとめ
 マイナ保険証、今後サービスが拡充するのかも知れませんが、今のところ医療事務の負担軽減やデータ共有が主なメリットで、持ち主本人へのメリットはほぼないようですよね?

 受付機の作業はシンプルなので、高齢の方にもハードルが低いことはとても良いことだと思いますが、受付機を増やすなどの対応は必要だと感じました。また、スペースが許せば、マイナ保険証受付機の場所は少し話した方が混雑緩和になると思います。

 よくニュースにもなっていますが、顔認証と暗証番号入力にもう少し工夫がないと、施設からの付き添いが出来ないなど、今後改善すべき点も多そうです。何とか頑張って欲しいものです。

 にしても、早朝から寒い中受付開始まで30分、外で並ぶ高齢者の皆さん、どこがお悪いんだろう?お互い顔見知りであちこちでお喋りに花が咲きます。

 コレ自体リハビリなんじゃ?だからネット予約にしないのか?

 と、いらん深読みをしつつ、1人本を読みながら寒さに震えるワタクシなのでありました 笑

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