見出し画像

雪国の高齢者ケアを生成AIと考えてみた

はじめに
 東北地方や日本海側など、冬季積雪量が多い地域は、高齢者の行動範囲が極端に狭まり心身のケアが疎かになりがち、というデータがあるそうです。

 確かに、厳しい寒さに加えて積雪量が多くなると、高齢者でなくとも外出したくはないですね。

ですが、特に高齢者は運動不足、コミュニケーション不足の悪影響があっという間に出ます(身内で経験済み😭)

 先日会津に行った際、薄らではありましたが積雪の中ウォーキングしてみて、ウォーキングのしづらさを改めて痛感。そこで、今回は4omni君にアイデア出しをお願いしました。

 プロンプトには、
・積雪量が多い地域の高齢者を対象に
・心身のケアが手軽にできること
・消極的な高齢者への動機づけや、横のつながりを作る作業
・自治体は人手不足
・特にスマホやPCを持っていない高齢者向け
と、やや無茶振りな内容をこれでもかと盛り込みました。

 人間相手なら、無茶言うな!と叱られそうな内容でも、生成AI相手なら安心して投げることができます。

 期待してるよ、4omni君❗️

4omni君の回答
 積雪時の厳しい環境を考慮しつつ、高齢者の健康維持や横のつながり作りを進めるためには、室内や移動が少ない形での活動を中心に工夫する必要があります。以下に積雪時特有の状況を踏まえたアイデアをまとめます。

1. 室内で完結する活動を増やす

◯公民館・集会所を「冬の交流拠点」に活用
• 積雪期間中、近隣の高齢者が歩いて行ける範囲に「避寒拠点」として公民館や集会所を解放。
• 施設内で体操やゲーム、軽い作業(手芸や折り紙など)を行い、交流の場を提供。

◯自宅でできる取り組みの提案
• 簡単なエクササイズ動画や健康ラジオ体操を地元のテレビやラジオで定期放送。
• 「家でできるレシピ集」や「室内で楽しむ趣味アイデア」をハガキやチラシで配布。

2. 移動負担を軽減する仕組み
◯地域内の巡回型サポート
• 移動手段がない高齢者のために、自治体やボランティアが主導する「巡回サービス」を活用。
• 内容例: 健康チェック、体操指導、話し相手サービス。
• 除雪が整備された時間帯に、地域の送迎車で公民館や集会所まで移動をサポート。

◯移動販売車の工夫
• 食材や日用品を届ける移動販売車を「移動型交流場」としても活用。
• 販売と一緒に、地域の情報やイベント案内を伝える。

3. 小規模な集まりを増やす

◯近隣コミュニティでのグループ活動
• 家の近隣同士で「5人以下」など小規模なグループ活動を推奨。
• 家々をリレー形式で回る「お茶会」や「趣味の輪」を企画。

◯雪かき活動を交流の機会にする
• 地域の若者やボランティアと連携し、除雪作業をきっかけとした「雪かき隊」を編成。
• 終了後に軽い茶話会を実施し、交流を深める。

4. 除雪の負担軽減と安全確保
◯積雪地域特有の健康体操
• 自宅内や玄関先でできる「雪かき筋力アップ運動」を自治体で指導。
• 雪かき後の疲労を癒やす「セルフケア方法」を配布。

◯転倒防止策の普及
• 滑りにくい靴や防寒具、歩行補助具のレンタルや助成を実施。
• 自治体が屋外に設置できる簡易な除雪道具を無料貸与。

5. 人と人のつながりを遠隔で作る
◯電話やラジオを活用
• 定期的な電話連絡網を作り、孤独感を軽減。
• 地域ラジオ局や防災無線を活用し、健康情報や体操指導を放送。

◯ハガキでのやりとりを促進
• 地域の高齢者同士で「お便り交換」を推奨。簡単なテーマを設定して手紙やハガキを書き、自治体が代行して配布。

6. 除雪時のボランティア活用
◯若者ボランティアの活躍
• 学生や地域の若者を募集し、積雪地域の「見守り活動」や「雪かき支援」を実施。
• 高齢者と交流しながら作業することで、世代間交流も促進。

◯物資の届け先で交流
• ボランティアが食材や日用品を配達しつつ、簡単な声掛けやお話をする仕組みを整える。

7. 季節行事を雪国仕様にアレンジ
◯屋内の行事を充実
• 冬の「室内イベント」として、昔話会、室内祭り(ミニ縁日風)、歌や踊りの発表会を実施。

◯雪を活かした交流イベント
• 雪像コンテストやかまくら作りを小規模で実施。若者が準備し、高齢者に楽しんでもらう形で交流を促す。

8. サポートを地域全体で分担
◯「支え合いネットワーク」を構築
• 地域内で高齢者を支援できる人をリストアップし、助け合い活動を分担。
• ボランティアや町内会が主導し、近隣同士でサポートし合う仕組みを整える。

◯自治体職員の負担軽減
• 支援活動の一部をNPOや地元企業と連携し、自治体職員の負担を軽減。

積雪が多い時期は、無理をして屋外活動を行わず、屋内で安全に行える活動を充実させることが大切です。また、移動の負担を減らし、近隣の住民同士の協力を促すことで、自然に横のつながりを作り出す工夫が効果的です。


 なるほど。自治体職員さんの負担を軽減するためにNPOや地域企業の手を借りる、近くの公民館の活用、在宅で出来る体操など、すでにある地域もあるとは思いますが、とても参考になります。

 割と若者頼りなところが多いのが気にはなりますが。若者、そんなにいないのよ、4omni君?

まとめ
 ワタシ的には、特に高齢男性は体操などはお遊戯みたいでお嫌な方も多い印象なので、社会貢献につながる活動、例えば元気な方なら安全確保した上でグループで町内の雪かき、などで体を動かしてもらう、というのもアリな気がします。

 なんにせよ、お互い知り合い同士だと集まりやすいですし、町会なども大事なんだな、と再確認しました。

 と、ここまで考えて、これは今後超高齢化社会が超スピードでやってくる日本全体に言えることだな、と気づきました。

 隣近所だーれも知らないまんまの都会も、高齢化には対策が必要、というオチでしょうかね。


いいなと思ったら応援しよう!