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ANTHEM-アンセム-を観に武道館へ行ってきた
初武道館です
一緒に行った友人は、何度か訪れているようで、
宝塚の客層にいろいろ驚いていました
彼女によると
・おもったより若い人が多い
・若い人も年配の人も武道館に不慣れな様子だ
・客席でのふるまいが非常に落ち着いている
観劇と同様に「観る」んだ…真剣!手拍子も真剣!
私も舞台観劇と同様にかなり真剣に観ました…
コンサート形式に不慣れなものです
礼さんの歌が極上であることは自明なのですが、
再確認し続けた110分でした!
そしてあまりやつれていなくて、とてもとてもお綺麗でした!
公演期間が長くなると、頬がこけてる印象で、それが痛々しくて見ていられないのです、いつも
前半はひたすら礼さんはじめてする星組メンバーに応援され続けました!
少人数で、見やすかったなあ娘役さんの「かわいい」に撃ち抜かれました…
アイドルのコンサートでもこんな気持ちになるのでしょうか
こんなにかわいい人間が歌って踊っているのを、凝視している人間…ちょっと面白い構図だなと我に返ったり(コンサートの楽しみ方がわからない…)
礼さんが人力のトロッコに乗ってサインボール?を投げる場面では、
いろんな特殊効果が駆使されているけれど、ここは人力なんだなあと
その部分にびっくり
トロッコに乗って歌う曲が「私は最強」で、
あんな難しそうな歌を不安定な状態で歌っていらっしゃる礼さんは確かに最強だね☆と感心していました
おまけにありちゃんもトロッコに乗っていて、
思わず終わってから「ありちゃんって次期トップって発表されてた?」
と確認してしまいました
過去の公演を振り返る場面、全部よかったのですが、特に印象に残ったのは
「マダムギロチン」です
歌のアレンジもあいまって、今の礼さんだから歌える感じに仕上がっていたのが好みでした
加えて、ダンスと照明の演出がとても好み!このバージョンの「スカピン」をぜひ観たい!と心底思いました、一場面でのこんなに心をわしづかみにされたわけで…全編観て、むちゃくちゃな情緒になりたいです
「エリザベート」の「最後のダンス」これも印象的でした
東宝版の新解釈のトート役にぜひ出演してほしいです
あんな吐息のような声で歌詞がきちんと聞こえるなんて…
そして「ヴィオレトピア」の曲がうまくコンサートに組み込まれていて、
すごく新鮮で繊細な構成になっているなと礼さんや演出の先生のこだわりを感じました
それでいてド派手な特殊効果がてんこ盛りで、「タカラヅカ」らしくもあり、バランスが良かったです
「This is me」は最近月城さんのコンサートでも聴いていて、
同期だね~とふと月城さんを思い出しました。
とにかく歌がうますぎて、震えました
どうなっちゃうんだろう、また武道館で公演するような未来にたどりつくのだろうか、選択肢が無数にある才能にただただ茫然としていた気がします
(感動なのか、なんなのかあまり記憶がない)
あと、ポップアップ?演出で礼さんのジャンプがあまりに高くで驚きました
(想定内の驚きでした、絶対するとは思っていたので)
(ついでに、月城さんは絶対しないし、してほしくない!となぜか彼女を思いました。カーテンとか、とりあえず地に足をつけて登場してほしい)
素晴らしい才能の持ち主で、努力家な人をふんわり好きで、
武道館まで観に行きましたが、あまりの才能に圧倒され続けた時間でした
私側の問題として、舞台観劇には慣れているものの、コンサートに不慣れで
楽しみ方があまり分からず、めちゃくちゃ冷静に見てしまった気がします
お芝居とはまた違うジャンルだなと分析している自分に笑ってしまいました
退団公演は人気すぎて、
生で見られるか不安しかないですが、
礼さん、星組のみなさん、ファンの方々にとって
素晴らしい時間になることを願っています