2025宝塚始め~宝塚110年の恋のうた・『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』
2025年の宝塚はじめに行ってきました。
松の内だったから?芹香さんの「あけましておめでとうございます」を聞きました
新年1回目の公演って不思議と覚えているものです。
昨年の「RRR」、一昨年の「うたかたの恋」、その前の「今夜ロマンス劇場で」
劇場に向かいながら、過去の作品を振り返ることも楽しい!
和物のショーからのスタートということくらいしか知らずに観劇しました。
正直、和物のお化粧からスターさんを特定するのが、とても苦手…
結局芹香さん、桜木さん、瑠風さん、鷹翔さんしか分からずでした。
あまり知らない過去の作品からの歌や場面が多かったのかな
明確に分かってあ~懐かしい!となったのは「川霧の橋」「星逢一夜」だけでした。
「星逢一夜」再演してほしいという気持ちが高まりました。
初めて観たとき、涙が止まらなくて、静かに泣きながら大劇場の席に座っていたものです。
藤原定家と式子内親王の恋物語で全体を貫きながら、テンポよく過去の作品を振り返るのは、私のような詳しくないものにもぎりぎり行けるかな~という感じがしました。
ただ、後日、宝塚に行ってみたいという友人をアテンドする予定ですが、
これは宝塚初めましての人にはどうなんだろう?と思ったり…
逆にこれで「おもしろい!」となればかなりタカラヅカにハマる才能があるのかな
まあチョンパとかあるし、らしい華やかさはあるか
舞台にいる人数の加減なのか、華やかさを極め切っていないかなとも思いましたが、
2階から見たので、舞台セットの効果があまり分からずでなんとも言えない。
1階で見れば、もっと素敵な部分に気づけたかも
退団色の薄い作品でした。
軽く楽しい気持ちで見られるおしゃれな作品だねというのが、一番最初に感じた印象です。
春乃さくらさんが過度にテキサスの田舎娘感を出していない、出さない演出が良かったです。
彼女が銀橋で歌う1曲がとても好みでした。
なんでもできるすごい人だなと。もっといろいろな姿が観たいです。
退団せず、引き続き活躍してくださることがとても楽しみです。
声がとても美しい(星空さんの声も好きですが、また違う魅力がありました)
芹香さんはスーツがとても似合っていて、改めて美しい人だなと。
花組さん時代の「カリスタ」から知っている者として、感慨深かったです。
バビロンをテーマにした映画が劇中にあって、バビロンが「タカラヅカ」を暗喩しているのかと勝手に解釈してドキドキしたりしました…
こんな気持ちになる日が来るとは夢にも思いませんでしたが
退団公演が最後まで、けがや事故なく実施できることをお祈りします。
今年もさまざまなタカラヅカの魅力を堪能できる一年でありますように。
公演に関わるみなさんが健康で安全に働けますように。
そんなことを考えながら、宝塚を後にした観劇でした。