2024.7 花組 ドラマシティ 『Liefie(リーフィー)-愛しい人-』
東京での微妙な評判を聞きながら、少しどきどきして観劇しました。
その前の週にドン・ジュアンを観劇し、花組づいてるなと思いながら、
観終わった後には、2作品の温度差にびっくりしたものです。
宝塚に詳しくない母と観劇したのですが、観劇後の食事ではストーリーの話は全くなく…ただただ主演の聖乃さんのスターオーラと終演後の挨拶の素敵さを語ったのでした。
性格がとても良さそうだと(母談)
ロマンチックコメディというのか、ヒューマンストーリーというのか、
後々重要なフラグなのか?と思ったら、そうでもない、シリアスなのか?と思ったら、そうでもない、それは単純すぎるよね?、そのとおりだった!けど筋にはさほど影響なし!みたいな感じで…
ストーリが練り切れていない演劇を見ているような…なんともカタルシスの少ない気がしたのでした。
侑輝大弥さんの役柄も???となってしまったのは残念…
今回の2番手ポジションになるのでしょうか。捉えにくい役でした。
ご本人は素敵だったのですが。
役がなかったのかなと母と話したりしました。
ほっこり心温まると言われれば、そうですね、そうかもしれない。
激情型の芝居を求めすぎなのかもしれません。
ただ、せっかく主演する、周りの人もセリフや見せ場が大劇場より多くなるチャンスだと思うので、アッと驚く、新しいファンが開拓できるような作品をしてもらえたらなあと思うのでした。
初めて注目したヒロイン七彩はづきさん、清楚な雰囲気とのびやかな歌声!
これからが楽しみです。
秋の大劇場公演では全員揃って、どんな作品を見せていただけるのか、わくわくしています。
珍しいことにSS席が当たったので、これは「花組贔屓になれ!」という友の会からの声なのかなと思いつつ、楽しみたいと思います。