【ビジネス本】『仕事と勉強を両立させる時間術』感想
こんにちは、今回は『仕事と勉強を両立させる時間術』(著:佐藤孝幸さん)の感想を書いていきます。
ビジネス本を読もうと思い立った時にブックオフで買った本の一冊です。自室に1年以上眠っていたかな。参考にしたいと思った箇所もあり読んで良かったです。
著者の佐藤孝幸さんは米国公認会計士や弁護士など資格をたくさん取得されている方です。しかもすべて働きながら取得されたそうです。すごいですね。そんな方が実際にやっていた勉強法や時間の使い方がわかりやすく簡潔に書かれています。
特に共感した部分を抜粋すると
『目標達成したいなら短期に全力をかける』
人間のやる気は長く続かないので期間を設定して勉強しようこと。私はだらだらと勉強しがちなので反省しました。筆者の経験上資格勉強において、やる気が続くのは最長2年だそうです。
『やるべきこと、やり方を絞る』
試験勉強に過去問を解くことはとても重要です。しかし、漫然と過去問を解くだけでは合格にはつながらない。過去問を解くときにやるべきことは基本知識を抑えること、問題のパターンに慣れること。やるべきことが決まれば自分に合ったやり方で勉強を進めていけばよい。ボーッと参考書眺めてるだけじゃダメなんですよ!自分!
『失敗帳を作る』
失敗して「同じ過ちはしない」と誓ってもその気持ちは長くは続かない。失敗とそれに対する解決策を書いた失敗帳を作って失敗を根本からなくすべき。確かに!私は将棋の失敗を放置してばかりです。反省。
『その日に反省する』
反省とは問題解決すること。要はPDCAサイクルを高速で回すイメージでしょうか?失敗の本質を分析しないで進むのは成長につながりませんからね。先延ばし癖のある自分にとっては耳が痛い
『面倒だと思った瞬間、効率は1/2以下になる』
やりたくないことは先延ばしにしない!わかっていても難しい!だから失敗帳を作れと!?
逆に共感できなかった部分は
『暗記やアウトプットには頼るな』
暗記に頼るなという部分は賛成ですが、アウトプットに頼るなというのはいまいち共感できず。頭で理解しているつもりでも説明できないことが多いですからね、私の場合。思考の整理のためにアウトプットは必要だと考えています。著者の考える「アウトプット」の定義が私と違うのでしょう。
『あくまで知識をつける勉強を念頭に置いたときの話ですが、アウトプットをしないと理解できない、深まらないというのは、かなりの時間ロスになってしまいます』
ふむ、著者はインプットだけで資格勉強は対応できると言っている?私の考えすぎか。過去問解くのもアウトプットだと考えているので、そこが共感できない理由かな?
こんな感じかな、だらだらタイプの私の意識改革のきっかけとなる本だと思いました。勉強法に悩んでいる人は読んでみる価値がありますよ。
それでは、また次回。
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