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『ごめんねオカルト遊ばせて』1巻 感想

こんにちは、今回は『ごめんねオカルト遊ばせて』1巻(朔本美津紀先生 著)の感想を書いていきます。 ・あらすじ  この物語はオカルト研究サークルに所属する5人の女子大生が「面白そうだから」という理由でオカルトを弄ぶ、という物語になっています。弄ぶと言ってもオカルトをイジメるとかではなく、実験対象として好き放題あつかうといった意味合いが強いです。例えば第一話では「こっくりさん24時間質問し続けたらさすがに帰りたくなるんじゃね?説」を立証するために、こっくりさんを呼んで検証を試み

    • フォーレ:シシリエンヌ Op.78 好きな曲

      • 『科学的に自分を変える39の方法』感想

         こんにちは、今回は『科学的に自分を変える39の方法』の感想を書いていきます。  著者の堀田秀吾さんは明治大学の教授で言語学博士を持っているそうです。この本は「思考(マイナス思考、優柔不断.etc)・行動(継続力がない、計画性がない.etc)・人づきあい(人見知り、空気が読めない.etc)の悪いクセ」を変える方法が書かれています。  例えば「マイナス思考」という思考の悪いクセに対して「ネガティブな感情を紙に書きだす」という方法が書かれています。この方法はアメリカの大学の研究に

        • 離れ駒を逃がすよりも玉の整備、攻めを優先

        『ごめんねオカルト遊ばせて』1巻 感想

          【ビジネス本】『仕事と勉強を両立させる時間術』感想

          こんにちは、今回は『仕事と勉強を両立させる時間術』(著:佐藤孝幸さん)の感想を書いていきます。 ビジネス本を読もうと思い立った時にブックオフで買った本の一冊です。自室に1年以上眠っていたかな。参考にしたいと思った箇所もあり読んで良かったです。 著者の佐藤孝幸さんは米国公認会計士や弁護士など資格をたくさん取得されている方です。しかもすべて働きながら取得されたそうです。すごいですね。そんな方が実際にやっていた勉強法や時間の使い方がわかりやすく簡潔に書かれています。 特に共感し

          【ビジネス本】『仕事と勉強を両立させる時間術』感想

          将棋懺悔室

           この記事はアマチュア将棋初段を目指しながら、ろくに勉強もせず、ただ将棋を指している筆者が自分の行いを懺悔するために作られました。 筆者は将棋ウォーズ3級から上がれない野郎です。自分の将棋も振り返らず、将棋動画1回視聴しただけで満足し、棋書を買っても読まない。そんなダメダメな人間。連敗している原因を探らず、たまに勝ったら「やっと本来の実力を発揮できた」とかほざいている、救えない人間。それでも初段を目指したいから頑張ります。  筆者の将棋は居飛車、勝ちたいなら振り飛車を指した方

          将棋懺悔室

          【消えゆく文化を不老不死が受け継ぐ】『るるひかる』1巻 感想

          こんにちは、今回は今村翠先生作『るるひかる』1巻の感想を書いていきます。 吸血鬼×伝統工芸 この物語は吸血鬼と呼ばれる特異体質「接血種(せっけつしゅ)」という概念が登場します。怪我がすぐ治る、不老不死、といった普通の人間にはない性質を持っています。中でも一番重要なのは「相手の血を吸うことで記憶を受け継ぐこと」ができるという性質です。この性質を利用して、後継者のいない無形文化(伝統工芸など)を記憶し次の世代へ伝える、記憶伝承という行う摂血種もいます。彼らは記憶伝承士と呼ばれて

          【消えゆく文化を不老不死が受け継ぐ】『るるひかる』1巻 感想

          【面白い漫画を映画にしたら面白いに決まっている】映画『ルックバック』 感想

          こんにちは、今回は映画『ルックバック』の感想を書いていきます。 『ルックバック』は『チェンソーマン』などで有名な藤本タツキ先生が描いた読み切り作品です。「このマンガがすごい!2022」オトコ編第1位になっており、名作マンガといっても過言ではありません。 私も初めて原作を読んだときはストーリの展開に衝撃を受けました。哀しい、だけど前に進まなければいけない。なんて言葉にするのも陳腐なくらいの衝撃でした。読了後の茫然とした感情は今でも思い出せます。 そんな面白い作品なんだから映画

          【面白い漫画を映画にしたら面白いに決まっている】映画『ルックバック』 感想

          『青嵐寮の献立 お料理男子、ときどき考古学』 感想

          こんにちは、今回は漫画『青嵐寮の献立 お料理男子、ときどき考古学』の感想を書いていきます。 ※以下ネタバレ含みます この漫画は青嵐寮に入寮した大学1年生の大迫が寮やサークルの仲間たちと料理、ときどき考古学を通して交流し大学生活を過ごしていく物語です。 作中で描かれる料理はレシピが記載されているので実際に作ることも可能です。日本最古の乳製品「蘇」のレシピもあるので縄文時代の生活を体験できるかも!? 入寮したばかりの大迫は内気で食わず嫌いで見ていてもどかしいキャラクターですが

          『青嵐寮の献立 お料理男子、ときどき考古学』 感想

          【死んだあやかしを供養する罪人の物語】『あやかしの葬儀屋』1巻 感想

          こんにちは。今回は『あやかしの葬儀屋』1巻の感想を書いていきます。 面白かったので、お時間があれば是非手に取って読んでみてください。 『あやかしの葬儀屋』は罪人の少女・八重波(やえなみ)と葬儀屋のあやかし・かがりのコンビが死んだあやかしの穢れを払う物語です。 この作品のいうあやかしとは日本の妖怪のようなものです。あやかしが死ぬと力の源が肉体とともに腐っていき、やがてそれが穢れとなって外に出ていきます。その穢れは土地や生物を蝕み、時には新しいあやかしを生んでしまいます。そうな

          【死んだあやかしを供養する罪人の物語】『あやかしの葬儀屋』1巻 感想

          【世界各国の料理を食べて記憶を取り戻す!?】ウェスタの台所-忘れたぼくの世界ごはん- 1巻 感想

          「記憶喪失×世界の料理×超能力」と要素が盛りだくさんな漫画『ウェスタの台所-忘れたぼくの世界ごはん-』1巻を読みました。 「超能力」?と思いながらも「世界の料理」に興味があったので購入。 ※以下ネタバレあります  主人公は夏純(かすみ)という若い女性。外国人向けの下宿で寮母のお仕事をしています。下宿の庭先に記憶喪失の少年・ハルと出会い、物語が進んでいきます。「世界中の郷土料理を食べさせれば、いつかハルの故郷の味がみつかるかもしれない」と夏純は思いハルに料理を振る舞い、記憶

          【世界各国の料理を食べて記憶を取り戻す!?】ウェスタの台所-忘れたぼくの世界ごはん- 1巻 感想

          生ぬるいとも、涼しいとも言えない夜風が心地よかった

          生ぬるいとも、涼しいとも言えない夜風が心地よかった

          映画「数分間のエールを」感想

          おはようございます。先日観たアニメ映画「数分間のエールを」の感想を書いていきたいと思います。 良い映画なので是非映画館で観てほしいです。 ※以下ネタバレを含みます。 ・作品紹介、あらすじ 「数分間のエールを」は『ミュージックビデオの制作に情熱を注ぐ男子高校生と音楽の道を諦めた女性教師の出会いを軸に、モノづくりの楽しさや苦しみを瑞々しく描いたオリジナル長編アニメーション。』(映画.comより)と紹介されています。 映像制作を「Hurray!」、脚本を花田十輝さんが担当し、主人

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