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運動が苦手で好きじゃない人の気持ちで考える。

全ての子供が運動、スポーツが得意で大好きとは限りません。

私は普段から自分が挑戦したいと思ったことも、苦手なことも、好きなことも、自分より上達している人や高いレベルにいる人はどう言う気持ちで行動しているのか、どんなことを日頃考えているのか、できる人の気持ち、できている人の行動を参考にすることは無意識にやっていました。

体育指導を実施するときに、どうしても運動が苦手で体育の時間が好きではない生徒もいます。無理に好きになる必要も無理に挑戦する必要もないと思っています。しかし、教育や授業という観点で考えてると、積極的に授業に参加する姿勢や、運動やスポーツに親しめる資質、能力を育成しなければなりません。

生徒がどうして出来ないのか、嫌いと思っているのかを理解しない限り、僕の使命を果たすこともできなくなります。
最近は説明したときに一回で理解する生徒と、数回言っても理解が難しい生徒がいた場合は、理解できない生徒の立場になって考えてよりわかりやすく説明する方法や工夫策を考える様になりました。

上に合わせるだけでなく、下にも合わせていく事が大切です。

運動が苦手で好きじゃない生徒はどの程度の強度の運動やスポーツなら挑戦できるのか、どのタイミングで喜びを感じる事ができるのかを観察する様になりました。

気づいた事がいくつかあります。
全ての運動やスポーツが嫌いなわけではなく、自分が苦手でできないと思っている競技が嫌いなだけ他の運動やスポーツは好きになれる可能性が残っているのです。
できるだけいろんなことを授業で実施する目的は運動能力の向上だけでなく、一人でも多くの生徒が体育を好きになれるきっかけを作るためでもあります。


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