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マダガスカル92日目

本当にあっという間に一日終わるな。
明日の保育園と小学校の体育の準備はバッチリ終えることができた。

とは言いつつも人間は生き物なので台本通りにことが進むとは思っていません。逆にそこが面白いところでもあるのかと最近思ってきました。

幼児期の子どもや小学生は、口から音として発する言葉のコミュニケーションより、一緒に体を動かしたり、同じ体験を共有するコミュニケーションがより重要になってくるのかもしれません。

そう感じるようになったのはマダガスカルに来て子どもといる時間が増えたことが影響していると思います。


正直まだ小さい子どもの言っていることを聞き取るのは難しいです。コウヘイと何度も呼ばれその後に続く言葉はありません。
と言うことはそのコウヘイの四文字が何を意味しているのか予想して僕は返事をしなくてはなりません。

人一倍耳を澄まして音の大きさ、トーンや口調を観察するようになりました。まだまだできていませんが、この経験を通して親の凄さを改めて実感しています。パパ、ママの声に的確に反応する親を目の前で見ていると少し悔しさも出てきましたw。

まだできない事があるのは当たり前です。大切なのはできるようになるのを待つだけじゃなく、工夫して代用策を用意することではないでしょうか。
僕ができることが時間と経験を共有することでした。そして時にその行為が重要なコミュニケーションになることがあるのです。

私がマダガスカル語のネイティブスピーカーではないためそう感じるだけかもしれませんが、日本に居て、日本語でコミュニケーションしていたら気付けていなかったと思います。
貴重な体験をさせてもらっていることを実感しました。

授業も言葉が通じずに苦しむことも多いですが、この経験が自分にも子供にとっても、将来の何かしらのプラスのきっかけになればそれでいいいのかもしれません。

コミュニケーションはリアルタイムに限ったことでなないのかも、時間差で価値が出るコミュニケーションもあっていいのでは。

この辺りの詳しい考察はまた今度。
では明日も思いっきり楽しみましょう!!

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