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課題クリアしたから帰っていいですか?

小学生、中学生の時の勉強、授業は毎日学校に行って決まった椅子と机で先生の話を聞くことで終了と本気で思っていました。

先生が話すから聞かなきゃいけない。テストがあるから勉強しないといけない。サッカーできなくなるから勉強しないといけない。
半強制的に何かに取り組む経験で身につく能力も実際あると思います。

当時を振り返ると授業でも課題でも終了ラインが決まっているものは自発的に取り組めていました。
そう思っていましたが、どうやら自発的ではなかったみたい。
先生が用意した最低限のラインに支配されていただけです。

高校、大学で勉強に対する意識が少しだけ変わりました。
どちら義務教育ではないのでやるも、やらぬも自分次第で決められます。

今マダガスカル教育機関で働いています。体育を幼稚園生から高校生の幅広い年代に指導している訳ですが、決めていることがあります。

先生が運動をやらせるのではなく、自発的な好奇心をサポートする。

課題をクリアしたら終了。できないことができるようになったら終了。
体育はこれが通用する教科ではありません。
体育はスポーツや運動と生涯付き合っていける資質、能力の育成が目的です。

断片的な教育ではなく持続する教育を目指していますが難しい。

先生てすごいな!尊敬します。


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