アレ

日本10年、アメリカ10年(更新中)住んできた人。ジェンダー・フルイッド(gender…

アレ

日本10年、アメリカ10年(更新中)住んできた人。ジェンダー・フルイッド(gender fluid)でバイ、食べもん大好き自由人。日本語使わなさすぎてヤバそうなので始めました。 テーマは超気まぐれ。LGBTから日常のことなどを書いていきます。

最近の記事

(あぁ、わかる)〜 報道を観て、そう呟いた僕は芸能界の住人の端くれ

※これは全て自分個人の経験と感覚で書いています。 ここ最近、連続で日本の芸能人の方々が次々と亡くなられている。自殺らしい。 悲しみがTLを流れ始めるのがよくみえた。 「なんで?」 「いったい何が?そんな感じしなかったのに。。」 「日本の芸能界、最近おかしくない?」 疑問の声。”真実”の追及を求める声。悔しさ、虚しさ、悲しさが滲む声。ツイッターらしい、まさに日本全国の声の総合だ。 そんな中で自分も気持ちをつぶやこうと思ったが、書いていくうちに自分がTLと、どこかず

    • 撮影現場の食事係(crafty)事情

      ※去年、2019年に参加した現場での体験録です。 『はーい、本番行くよ〜。Quiet on set!!』 僕は洗いかけの包丁を置いて、水道を止めた。 『Dumbuldore, Take 3』 パチッ! 周りがおお〜っとどよめく。ハリーポッター好きのACのカチンコのシーンナンバーは毎回ちょっとスタッフの楽しみになっていた。彼は今回の編集もするのだから、誰も文句も言わない。 どよめきが止むと、僕は洗面台につかまり、ジッとする。 静粛。針を落としても聞こえるとはこのこ

      • 片親になった人へ、片親の子より

        起きたら母はもう家を出ていた。 眩しいくらい快晴の朝。いや、曇りだったのかもしれない。 父はダイニングテーブルに座って、シリアルを食べてる。私も向かいの席に座って、虹色のしたシリアルをお椀に注いで、牛乳をかけて食べた。 一人かけてしまったリビングは、とてつもなく広い。そうやって、母がもうこの家にはいないことを認識した。 両親が離婚したのは7歳のとき。 父に引き取られたのは、父がまだアメリカに残るという理由で、私が父を選んだから。逆だったら、母の方に引き取られていただ

        • 高身長は生まれつき

          地面に足がつかなくなったのは、何歳ごろからだっただろう。小柄なおばさんが足をブラブラさせながら電車の席に座っているのを見て思った。 自分は両親が身長高かったせいか、小学校卒業時で165cm、高校卒業時は173cmの身長になっていた。こうしてみると、足をブラブラさせれていた期間は平均より短かったと思う。 こういう身長を持っていると、人に会うと聞いてくる質問・意見が限られてくる。 『バスケ/バレーやってた?』『モデルになったら?』『10cmくれよ!』 こういう質問が一言二

        (あぁ、わかる)〜 報道を観て、そう呟いた僕は芸能界の住人の端くれ

          ジェンダー・フルイッドと僕/自分/私

          僕はジェンダー・フルイッドです。日本ではXジェンダーの部類に入る。 Xジェンダーは特定の性に心が属さない部類のことを示します。 ジェンダー・フルイッドは、心の性が男とか女とか中性とかを行ったり来たり、まさに心が液体(フルイッド)のように自由に動くこと。 生まれつき自分は身体は完全に女性なので、胸もありますし、生理も毎月きます。ただ、心は定まっていないだけ。 自分の場合は、心の性は1日に何回か変わります。この文章も何時間かに渡って書いているので一人称が変わっているところ

          ジェンダー・フルイッドと僕/自分/私

          自分が大麻でハイになるまで

          初めては19歳の夏、青リンゴのパイプからだった。 パイプと言っても、リンゴにトンネルを掘り、分解したボールペンを突き刺して5分で作った超簡易的なもの。パイプよりもどこかの民族の楽器のように見えた。 マサチューセッツで医療が2008年に、嗜好品には2016年に、大麻は合法になった。それからは、アルコールやタバコと同じような扱いになっている。なので、自分が19歳で吸ったのは実は違法である。 でも、こちらではまだ自分は遅いほうだ。高校時代に酒、タバコを初めて経験するのが多い。

          自分が大麻でハイになるまで

          エモい

          「やっほー!アレ、久しぶり!!」 彼女の声を聞いた途端、心が後ろへ引っ張られる感覚がした。 あぁ、そうだ。もう2年前か。僕は彼女に2年前会ったっきり話してなかった。 理由は無い。ただ彼女は日本に居て、僕はアメリカへきてしまっただけ。そもそも自分はメールをよくする派では無いし、時差のおかげで電話のタイミングも難しい。そんな感じで2年たった。 でも、そんな月日を忘れるくらい彼女は変わってなかった。歯をニカっと出して笑っている姿も眼に浮かぶ。 それから約3時間ほど、僕たち

          エモい