「God」を「神」と訳したのは間違いだと思う

以前から一神教の「神」と多神教の「神」を区別することなく同じ「神」という言葉を使うことに違和感があった。

一神教の国と多神教の国とでは「神」の捉え方がかなり違うはずだ。そもそも同じ言葉を使っているだけで全くの別物ではないかと感じる。

そんな事を考えていたとき、ある本に出会った。その本は「代表的日本人」という本で、100年以上前にキリスト教指導者である内村鑑三によって書かれたものだ。詳しい内容はここでは触れないが良い本なのでぜひ読んでほしい。この本の中では宗教的な話もかなり出てくるのだが、唯一神のことを「天」と訳している。

私は「天」という訳がかなりしっくり来た。このことで宗教に対する理解が少し深まった気がする。

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