祝福はいつもそばに
ここのところ、さまざまなことが起こりすぎているかのような
そんな毎日を送っている。
思い返せば今年の年明けから。
あっちにこっちに揺られる船室にいるかのような
そんな足場。
過去を思い出しては鋭気に駆られ、
未来を思っては湧き上がる自信と歓喜を感じ。
かと思えば、
過去を思い出しては突然の孤独感に押しつぶされそうになり、
未来を思うことがままならなくなりそうになる…
一体何が起こっているんだ、と言いながらデッキに出ると
周りの景色に目をやった瞬間、
全てわかっているような気がしたり。
どっちつかずのままセイリングしている私の船が向かうのは、
常にじぶん。
これまでにみたこと、
まだみていないことを繰り返し目に収めながら
船は止まることなく大海原へと繰り出す。
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