当社のSWOT分析をひとまず完了させたので、ファイブフォース分析に進みたいと思います。
SWOT分析は以前から知っていましたが、ファイブフォース分析はVoicyパーソナリティー木下斉さんの放送で初めて知りました。
ファイブフォース(5フォース)分析とは
ファイブフォース分析の対象
引用させて頂いていて大変恐縮なのですが、ちょっと何言ってるか分かりません。浅い理解の状態ですが、とりあえず具体的に分析を進めていきたいと思います。
業界内での競争
アルミ再生メーカー:信頼性はあるが小回りは利かない
商社:信頼性は高いが、物流能力はない
同規模の同業:専門性が高く、融通が利き、取引先からの信用も厚い
業界への新規参入者
鉄スクラップ業者:専門性は低いが、M&Aで知見を拡げている会社もある
産廃業者:物流能力が高く、産廃業者同士での差別化を図っている
中国系ディーラー:日系工場との取引は信用面で厳しいが、資金力や機動力は高い。ヤードディーラーは条例で規制される可能性あり
代替品の存在
鉄:アルミより強度が高く、安価
マグネシウム:アルミよりも比重が低い。リサイクル性は低い。
樹脂:アルミに比べ比重・単価が低い。リサイクル性は低い。
再生技術の進化:基本的にリサイクルはカスケード利用で品位を下げる方向で使用されるが、再生技術の進化やエネルギーコストの低下により、状況が一変する可能性がある
買い手(顧客)の交渉力
※当社は業務の特性上、仕入先を顧客と定義する。
買取単価が最重要指標となるため、単価だけで取引先を決定されやすい。
買取単価以外の付加価値を提示しても、単価が既存単価を上回らない限り乗り換えは難しい。
売り手(サプライヤー)の交渉力
※当社は業務の特性上、販売先がサプライヤーと定義する。
国内の販売先は限定的であり、交渉力としては当社の方が強みがある。
海外への販路を広げることで、交渉力は更に高まる。