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他人は自分に何を評価しているのか?を自己分析してみました
愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
子育て・教育・地域に携わって生活している企業経営者です。
来年度、中学校のPTA会長を引き受けることになりました。
前々から今年度の執行部の方をはじめ、いくつかのルートからお声がけを頂いていました。
ただ私は前年度に副会長を受けており、制度上はお断りする権利がありますし、周りの皆さんもそれはご存じです。
しかし現執行部のみなさんが来年度の会長の選定にとても苦慮されていることは知っていました。
が、まあ、私以外の誰かが出てくるだろうと期待して、ずっとはぐらかしていました。
しかしながら、内心、
「自分がやらないといかんかな~」
という気持ちもあり、明確にはお断りはしていませんでした。
というのも、コミュニティスクールができており、その流れの中で、旧態依然としたPTAという制度の役割を見直すべきだと考えていたからです。
こうしたシステムをいじるというのは、一年役で引き受ける方にはなかなか困難な作業です。
新入社員に会社の構造改革をせよ!というのと同じぐらい無理な話で、通常は前年に倣って一年が終わってしまいます。
そんな状況から、PTAとコミュニティスクールの両方を経験している私が適任であることは、私自身が適任であることは自覚していました。
しかしそうした合理的な理由で、私の周囲の方たちが私にPTA会長を依頼しているのかというと、それは少し違う気がしています。
どちらかというと
「印象」
ではないかと思います。
あなたならうまくやってくれそうだ、という何となくの印象ですね。
そうした印象というのは、あながち間違っていないように思います。
私に依頼してきた人は、私に依頼する理由を誰一人述べてくれていません。
具体的に私のどんな部分を評価して、お声がけしてくれたのか、実は明確に分からない状態です。
お声がけしてくださる方は、何かしらの期待を持たれているはずです。
それを自分なりに分析してみたい思います。
1.包容力
うまく人とやりくりする力と言ったほうが分かりやすいかもしれません。
リーダーの判断基準が
「好き嫌い」
となっている人は意外といるものです。
好き嫌いがオモテに出てしまう人がリーダーになると、当然ながら組織の雰囲気が悪くなる可能性が高まり、目的が果たしにくくなります。
マイナス面がないというのが、プラス印象に繋がるかもしれません。
ぶつかってくる人を作らないことは重要なポイントだと思います。
そして協力してくださっている方に敬意を持つことも大切です。
2.俯瞰する力
「全体を見てほしい」と言われることがあります。
プレイヤーとしての役割は期待されていないとも言えますが(^_^;)
もちろん自分自身がプレイヤーとして動きますし、状況に応じて、あえてプレイヤーとして動くこともありますが、私自身は基本的には全体を見るという点に興味・関心があります。
私はプレイヤーとして動くのも楽しく感じるのですが、飽きるのが早いというか、ずっとやり続けたいとはあまり思わないのです。
ボランティア活動に参加しておられる方というのは、気持ちで動いているところが人一倍強く、ゆえに「プレイヤー」としての動きになりがちだと感じています。これは素晴らしいことですし、誰でもできることではありません。
何よりプレイヤー(実働)あってのボランティア活動です。
プレイヤー色の強い方は、自身が全体をみるのは苦手、と思われている方が多いように感じます。
3.推進力
私のスタイルとして、こぶしを上げて
「みんなついてこい!」
というタイプではありません。
しかし、「何か前に進めてくれそうだ」という期待感を持たれていそうな気がしています。
私自身、どんな場面においても
「なんとかやってみよう」という気概を持っているつもりです。
また、やるからには楽しみたいと思うので、いろいろとアイデアもわいてきます。
ストレングスファインダーでは「着想」の傾向が強く表れており、
「なんとかやってみよう」と「着想」が相まって、推進力を生み出しています。
まとめ
今回はボランティア活動の組織において、私が周りの人々から何を評価して担ぎ出されるのかを自己分析してみました。
他者からの評価は自分の強みと言ってもよいと思います。
また折に触れ、自己分析してみたいと思います。
それでは、今日も一日良い日でありますように!