yusuke watanabe

Writist/1nfinityLLC. CEO

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    LivingAnywhere LabはLivingAnywhereの世界観での生き方をしている/したいと考えているメンバーが集まる実践的ラボです。 「子どもと一緒に」「どこでも働ける」「自由にいろんな場所に行って寝泊りしたい」など、自分らしい「Anywhere」を実現するために、生き方・暮らし方に共感するメンバーがその楽しさや実践するためのノウハウ・失敗談を共有しながらライフスタイルをアップデートしていこうと思います。LivingAnywhere Labではいろいろなトライを歓迎したいと思います。実体験している人たちからのヒントがたくさんの記事から得られるようになると、ますますLivingAnywhereの世界に入りやすくなるのでは?と考えています。 マガジンへの記事投稿メンバーも随時募集中。 興味ある方はぜひ info@LivingAnywhere.org までお問い合わせください。

最近の記事

The Long And Winding Road - 意訳

果てのない曲がりくねった道が。 こころにある部屋のドアへと連れて行く。 その道は絶対に消えないし、 前からその道を知っていたはず。 どんなときでも、僕はここに導かれる。 君のこころにある部屋のドアへと。 激しい嵐の夜に、雨がすべてを浄化して、 ただそこに残ったのは涙のプールだった。 僕はずっと泣いていた。 一人にしないで。 どこに行けばいいのか、教えてよ。 たくさんの時間、僕は孤独で、 その度に、涙を流した。 僕が流した涙の軌跡を、きっと君は知りようがない。 けっこう、こ

    • 変心 - henshin -

       植物と家具のちがいはなんなのだろうと、私は天井を眺めていた。  どちらも、空間を占有している物質である。しかし、家具が機能と情緒を提供しているのに対して、植物は情緒的な価値のみを提供している。たとえば、ベンジャミンを買う家主は、ただそこに在ってほしいという理由で購入するだろう。副次的な要素として、いやし、やすらぎを私たちに与えてくれるかもしれないが。  ただそこにあるだけで、周囲の人間になにかしらの影響を与える。これを、機能と呼ぶかどうか、すなわち、役に立つと言えるかど

      • こたえあわせ

         イスカリオテのユダが、キリストを銀貨三十枚で売ったという話は、広く一般に知られている。しかし、その詳細については諸説ある。日本においては、太宰治が「駆け込み訴え」というタイトルで、ユダの気持ちを代弁し、告白する短編が有名である。この話は、ユダの精神状態の不安定さが入り混じり、途中、支離滅裂に感じられる描写も多い。  ユダは実際には、話し相手にとって、どう映っていたのか。この話は、ユダの「駆け込み訴え」についての別解釈である。  そもそもなぜ、家主が男を家に入れたのかと訊

        • 失われた三十年を求めて

           もっとも新鮮な情報を得られる場所はどこだと思う?  SNS、twitterとかいう、あの小さなサイト、あるいは新聞?  答えは簡単で、おれが勤めている、ゴミ処理場だ。誰が、何を捨てたかをみていると、世相がわかる。  昨日の停電のせいか、空調が故障したため、いつにも増してサウナといえばまだ響きがいい牢獄のなか、おれは休憩中に仲間とタバコを吸っていた。 「もってきた」  森崎は、この職場で親密になった数少ない同僚(といっても年齢はおれより5つ上の、六十五だが)だ。大丈夫かとおれ

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