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「○ヶ月で結婚できます・の闇 part.1」


「アラフォーのくせに、まだそんな収入の人を狙ってるんですか?」

「何年婚活してるんですか?まだわからないんですか?自分の価値」

「夢見てるうちに、叩き売りでも売れなくなりますよ」

婚活に関して、こんな辛辣なキャッチコピーを見ると、ゾッとします。


昨今のSNSのタイトルでも、「ネガティブ系の方がクリック率が高い」といいます。
「あなたもやっているかもしれない…」「知らなかったでは済まされない…」「実は危険な…」「これが原因で…」「あなたの知らない真実…」「やってしまったら最後…」「実は怖い…」「あなたの生活を脅かす…」・・・

お前も「闇」とか、タイトルつけてるだろうが

はい、その通りです。ちょっと真似してみました。

基本的に私はそういうタイトルはクリックしません。

今回、第Part.1でお送りする「闇」は

「ネガティブな部分を突いて、その人を結婚しやすい行動や態度に仕上げることの代償」

についてです。

もしあなたが自分で婚活を進めていても、なかなかうまくいかず、冒頭にあったようなキャッチコピーを見て

「あ、これ私だ」「どこが悪いんだろう?」「何を変えなきゃいけないんだろう?」

というように思ったなら、基本的に私の教え子はそう思わないと言うことを覚えておいてください。
何が違うのか解説していきましょうね。

もし、あなたが「6ヶ月で結婚するために何を変えなければいけないのか」

と言うことを婚活カウンセラーから言われ、まずその通りにできますか?

定期カウンセリングで間違いなく言われるのは。

「〇〇ができていませんね。次回は異性と会う時は〇〇してください。でないと6ヶ月で結婚なんてとても無理ですよ。」

そんなふうに言われるかもしれません
あなたは必死に練習をして、婚活カウンセラーの言われた通り、男性のある態度に対して、学んだ通りの行いをできるようになるかもしれない。
そして、男性はにこやかになり、お付き合いは進むかもしれない。

自分を変えて、婚活カウンセラーの言う通りに行い、反応が良くなったら、もうあなたは
「もっとうまくいくために何ができますか?」と婚活カウンセラーにすがるかもしれませんね。

そして、一生懸命努力をし、「男性から好まれる女性」になり、

見事、ウェディングベル!おめでとうございます


思うかもしれませんね。婚活カウンセラーに。
「ありがとうございました!おかげで結婚できました!〇〇さんのおかげです!」

あなたはこのストーリーを聞いて、私もそうなりたいと思いますか?


同棲などをしていれば、一緒にいる機会が多いので、経験することがあるでしょうが

もし、そうしたことがなければ、一緒にいる時間が多いほど、今までに見えなかったことや

感じなかったことを体験するようになっていきます

どうなんでしょう?婚活カウンセラーと言うのは結婚した後に起きる問題に対しても答えてくれるのでしょうか?

それとも、契約が終われば、一切答えてくれないのでしょうか?


過去に読んだことのある本で、離婚調停にまで発展したカップルの溝がいつから始まったか?

調査したらば、「目玉焼きに醤油をかけるのか?ケチャップをかけるのか?」

から言い争いが始まったことがわかった例がありました・・・。



何が言いたいのかと言うと。

例「6ヶ月で結婚できます」といったプログラムのほぼ全てが、

「6ヶ月以内に結果を作ることが意図になっている」ので、

結果が作れてしまえば、後は知ったことでは無いのです。

でなければ、あんなに恐ろしいキャッチコピーで、コントロールしようとすることなど考えられません。

何故か?

ほとんどの場合のカウンセラーが言っている事は

「どうやったら異性に好まれるか?」「どうやったら結婚に持っていけるか?」

がほとんどでしょう。

ここにある2つの大きな問題点は

「結婚そのものがゴールになっている」

「自分を変える(誰かになる)ことで、好まれるような人になる訓練をする」


「結婚は決してゴールではなく、真のパートナーシップとしてのスタートです」

「誰かになろうとして(男性から好まれる女性を演じて)、その自分を好きになってもらったらば、その後ずっとその誰かを演じる必要がある」

私の決め、ゼリフの1つ

「その恋、100年続きますか?」


私の場合は、今の妻と出会って40年近くです。
その経験から言えば、
「パートナーというのは、最も気を使わなく、自分そのままでいられる存在です」

もちろん「誰よりも愛し」「誰よりも本気で関わり」

「1番かっこいい(美しい)、自分も知っている」し、「1番惨めな自分も知られている」
それらを全て知った上で、

「私はこの人と人生を添い遂げる」と決めているからです。



婚活の中で
「〇〇な自分では愛されませんよ。〇〇してください。」
「そんな〇〇なことをやっているから、男性から嫌われるんです」
「〇〇しなければ、あなたを選ぶ人なんていませんよ」

そんなふうに「自分自身を変えることばかり指摘され」一生懸命練習したとしても

辛辣な言葉で言えば「それは女優」であって、
その女優を好きになってもらったらば、一生女優であり続けるしかないですよね。
そんな事は不可能なのです。

持ちません。耐えられません。変え続けられません。

はい。

だから離婚してしまうのです。


そして、お決まりの文句

「価値観が違ったから」

「彼が変わってしまったから」

最初から価値観が違って当たり前です

彼は変わってしまって、あなたは変わっていないのでしょうか?

変えた自分を好きになってもらったことが問題ではなかったのでしょうか?


ここで私は言い切ります

「好かれる、自分を作ることをやめてください」


それよりも

「あなたでいて下さい」


大声で笑おうが、厳しかろうが、下品だろうが、

あなたはあなたでいて下さい


時代は変わったのです


お分かりの通り、テレビ新聞など旧メディアはオワコンです。

それは、人々を「大衆というひとくくりでまとめることができなくなった」からです

以前は、共通の価値観のもと恋愛の形、結婚の形が決まっていました。

今は「カップルの数だけ恋愛の形があり」「カップルの数だけ結婚の形があって良いのです」

ですから、本当に幸せになるならば

「私にとっては、これが幸せ」「これが私」「これが私の好きなこと」

と言うことを表現し、

「そのあなた(らしさ)にイエスと言ってくれる人」から選び、

長い結婚生活の中で、パートナーと理想の関係を築いていく

これが100年続く恋の流れです。



いかに

「あなたらしさに恋させる」



か。ここが鍵です。


まとめましょう
「恐れで煽って人を集め、言うことを聞けば、6ヶ月以内に結婚できる」
そして、悪いところ、変えるべきところを叩き
一見すると、男性から好ましいと感じられるような女性を作り上げ、ベルト・コンベアのような形で仕上げていく。

「自分を変えてしまった部分を好きになってもらったらば、ずっと変えて行かざるを得ない」本当にそれで良いのでしょうか?

「結婚すれば何かが変わる」と思っていたかもしれませんが、何も変わらないどころか、場合によっては、もっと逃げ道はなくなるのです。

だから、愛し合っていたように見えても、本当のその人ではない部分に惹かれたので、

3組に1組も離婚してしまうのです。

ですので

自分を変えるのではなく、「これが私」らしさを異性の前で表現し

「自分らしさに恋させる」


もしそれができたとしたら、あなたにできる事は

「一生、あなたらしく生きていること」

結婚はその通過点であり、結婚した後にあなたにできる事は

同じように、より一層自分らしく、輝いて生きること、それだけなのです

だから、そうやって学んだ私の教え子たちは、10年以上経っても、

「1組も離婚していない」のです。


長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

次回は、もう一つの闇「波動」についてお伝えしましょう

100年続く恋をしよう!

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この記事が必要な方に届きますように!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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