ヒュー・ジャックマンに見る、不倫に陥る心理
ヒュー・ジャックマンが27年連れ添った夫人と離婚。
どうやら本人も認める不倫が原因だったようです。
熟年夫婦で夫の不倫が発覚した場合、妻が許すかどうかはもちろんポイントなのですが、
なんと言っても経済的な点で、ややこしいことを言うなら、ガッツリ慰謝料をもらって自由に生きよう!
と考える女性は多いですね。逆に離婚しても大して慰謝料も取れないなら、別れてもしょうがないか、と言う女性もいるでしょう。
今日、私がお話をしたいのは、表面上に起きることではなく、深層心理のお話です。
少し専門的な話になりますが、お付き合いいただければ幸いです。
これは本来、男性によくありがちなので、男性側に話すべきことかもしれませんが、
女性にもおきることで、ここを理解することで、余計な問題を回避できるので。
内容は心理学なら「投影」、宇宙の法則なら第2「投影の法則」になります。
今回は男性を軸に解説します。ではリアルに行きましょう。
ヒュー・ジャックマンの不倫相手とされるサットン・フォスターを絡めてお話ししましょう。
もしあなたの身近に似たような例があったら、当てはめてみるとリアルに学びやすいかもしれませんね。
ヒューは、妻のデボラ=リー・ファーネスと結婚27年目にして、自らの不倫によって離婚しました。
その相手がサットン・フォスターです。
おそらくヒューは、サットンに、「デボラにはない魅力を感じた」のでしょう。
仮のそれを「とても可愛らしい」だったとしましょう。
ヒューからしたら、「デボラはキツい。それに比べてサットンはなんて可愛いんだ!」
と感じたかもしれません。サットンも結婚していたようですので、ヒューに「旦那にはない魅力」を感じたのかもしれません。
さて、ここから深層心理の話になるわけですが、信じるか信じないかはあなた次第!と言うことで解説に入りましょう。
あえてわかりやすく強調して言うと、ヒューから見ると
「デボラはキツい」「サットンは可愛い」
と見えていたわけです。
それはつまり、彼女たちに対する「ヒューの投影」です。
デボラはデボラをしていただけ。だって27年も一緒にいたわけですからね。
そしてサットンもサットンをしていただけ。
そこに「ヒューが投影を起こした」ことがことの始まりです。
投影とは、「世界・人・出来事というスクリーンに自分で勝手に意味づけをする」という心の働きを言います。
つまり、
可愛いのはサットン自身ではありません。「サットンが可愛いと見えていたヒューの投影」の方にポイントがあります。
ここが難しいですよね。
今回はさらに先を行くので、さらに難解かもしれません。
「パートナーにはない、と思う魅力が、別の女性に見える(投影される)」
ということは、どういうことか?
これは、
「パートナーとの関係性が次のステップに来ていて、もう1段パートナーにコミットメントして関係が近づくと、
別の女性に見えていた(投影した)魅力が、パートナーの中から浮かび上がる」
のです。つまり、
ヒューとデボラは四半世紀以上の結婚生活で、関係性を次のステージに進める時期だった。しかし、互いにパートナーにコミットすることはしなかったので、今回のような流れを生じた。
もし、
ヒューがデボラに再度コミットメント(心の結婚)をし、関係性が近づいたら、
「サットンに見えていた可愛さが、デボラの中から見えるようになった」
のです。
ちぃと難しいですよね。
最後に、実際に聞いた結婚式での新婦友人(年配者)の挨拶。
「私の友人で、離婚を4回経験した人がいます。その彼が言っていました。<違うように見えたのは、最初だけ。みんな同じになっちゃうんだ!>と。ぜひ、新婦から目を離さず、別の女性に魅力を感じたら、思い出してください。<違う(ように見える)のは最初だけ!>」
これが、投影をよく表していると思います。
どんなに魅力的に見えても、「そう見えているのは自分」
なので、自分が変わらなければ、「違うのは最初だけ〜」
やがて「みんな同じようになる」
ヒュー・ジャックマンに見る「投影の仕組みと罠」についてのお話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
100年続く恋をしよう!
↓「どんなパートナーにしたらいいですか?」後半に解説しています。
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