TGSエンドフィールド試遊会闘争レポート
この度、9/28、29に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2024に参加して来ました!
お目当てはもちろん『アークナイツ:エンドフィールド』の試遊会。両日一般で参加して来たので、2日間の激闘をレポートします!
※エンドフィールド以外の展示や宿などの情報も含まれるので、目次から飛んでご興味のある部分をお読みください。
前日入り
9月27日金曜日。当日に会場入りしては整理券の確保は絶望的と踏み、前日の夕方から新幹線で東京へ。東京駅から総武線で船橋駅まで行き、予約していたカプセルホテルに22時40分頃に到着。始発あたりで会場に潜り込む作戦です。
カプセルホテルへの宿泊は2度目で、初宿泊は先月の夏コミの時。幕張メッセ周辺のホテルに宿泊するのが理想的ですが、なかなか高い宿ばかり。なるべく宿代を節約して物販などの費用に回したかったため、船橋に一泊4000円弱程度のカプセルホテルを予約しました。とにかく安く、船橋駅から徒歩5分無いくらいの場所にありました。良かった点としては何より、大浴場が付いていたのがデカい。TGSで歩き回って体力を消耗することは目に見えていたので、2日参加ともなればできる限り体力を回復できる環境で臨みたいのです。
ホテル自体はタバコ臭い以外はコスパ良好で良かったのですが、幕張メッセまでのアクセスは少し難ありでした。私が予約するときにもっと丁寧に調べればよかったのですが、船橋駅から行くには総武線に乗って西船橋駅で降りて武蔵野線に乗り換え、さらに南船橋駅で降りて京葉線に乗り換えなければならないのです。もっと近くで宿を取れば楽でしたが、コスパと大浴場を選んでしまいました……。どんなに頑張っても6時12分着が最速。まぁ、今回の戦果から考えれば結果オーライでしたね。
TGS1日目
前哨戦
9月28日土曜日、早朝4時20分に起床し、身支度を終えてチェックアウト。5時過ぎに出発し、予定通り6時12分に海浜幕張駅に到着しました。しかしまずホームが激込みで、2分くらい降りられずに立ち往生!いきなりTGSの洗礼を浴びます。ようやく改札を通りフォロワーと合流。挨拶もほどほどに早歩きで会場に向かいます。
事前にSEGAの公式Twitterで経路案内動画を見て予習していましたが、TGSに向かう人並みが形成されていたのでなんとなく付いていけば問題なし。
しばらく歩くと、7分ほどで今回の戦場となる幕張メッセが見えてきました。でかい!そして辺りには新作ゲームのバナーがズラリ。TGSに来た感じがしてワクワクしてきました。
さらにそこから歩き、チケット確認と手荷物検査場を通過してさらに奥へ奥へと進んでいくと、やっと列が見えてきた!列に並んで落ち着けたのは6時50分頃。本陣となる1~8ホールの横に、先の見えない長蛇の列が形成されています。
さぁここからが長い。1日目の一般開場時間は10時。あと3時間も外で待機せねばなりません。合流したフォロワーに頼んでいた朝食のおにぎりを頬張りながら待ちます。
しかし人がどんどん集まってきたせいか、8時頃になってくるとキャリア回線が全く繋がらなくなってしまいました。何という混雑……!
夏コミの時と比較すると猛暑でないぶん待機中の過酷さはだいぶマシですが、とにかくネットが繋がらない。夏コミで全く繋がらないと言われていた他のキャリアを使っていたフォロワーは快適に繋がっていたようなので、イベントとか集まった人によって繋がりやすいキャリア、繋がりにくいキャリアが出てくるのでしょうか。
そうこうしているうちに9時半を過ぎ、サポーターズチケット、つまりは優待券組が入場開始。ホール間を足早に駆けていく人たちの姿が見えます。今回の一番の目玉とも言える『モンスターハンターワイルズ』の試遊会に向かう戦士たちでしょう。途中で仕入れた情報によれば、整理券配布は開場10分で終了したとのこと。優待券を買っても整理券を取れなかった人がいるとのことです。恐ろしや。
こういった情報が入るにつれ、本当に一般入場でエンドフィールドの整理券を獲得できるか不安になってきました。何度も開場図でブースの位置を確認し、最短距離で向かえるようイメトレをしておきます。
そして時は9時50分!予定よりも少し早く一般勢が入場開始!入口の写真撮影もほどほどに、エンドフィールドに直行します。意外と止まらずに行ける!エンドフィールドのブースは3ホールのため、入口の1ホールと同じホールにあり、少し歩けばすぐ見えてきました。
うおおおおおおおおおカッコイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!
これがエンドフィールドブースです!黒と黄色を基調としたライティングの映える試遊ブースです!もっとよく観察して……じゃない、整理券配布の列はどこだ!?
よく見ると端から入口に伸びる列を発見。間違いなくこれだ!すぐに列に並び、整理券が残っていることを懇願します。この時すでに試遊ブースではエンドフィールドをプレイする推定ドクターの姿が。ああうらやましい!
緊張しながら列を進んでいくと……、
来た!整理券確保!!!!!!!!!!!!!
うおおおおおおしやりました!これで今日の目的を達成したも同然です!!私の望む世界が、今、目の前にある!!!
激闘の末、なんとか試遊整理券を確保。これで今日は怖いものなしです。
ポッピュコム
11時半からの整理券とのことで、次は第二のターゲットだったポッピュコムのブースへ。場所はエンドフィールドのすぐ隣で、同じGRYPHLINEブースとしてくっついている形です。
こちらは列が全く無く、整理券配布なしですぐに遊べました。『ポッピュコム』はエンドフィールドに続いて発表されたHyperGryphの第4作目のタイトル。HyperGryphらしからぬポップなキャラクターデザインとゲーム画面に、どうした鷹と当時騒がれました。
ジャンルとしては協力型のアクションシューター。自分のキャラの色を変更しながら、対応色の弾を撃ってギミックを作動させたり敵と戦ったりしてゲームを進めます。本作は基本マルチプレイ専用と思われ、2人以上で協力してプレイすることが前提のステージ設計になっていました。ソロゲーに脳天まで浸かり切ったアークナイツファンがマルチゲーなんてできるわけないだろ!!!!!!!何を考えているんだ!!!!!!!
という冗談はさておき、一緒に整理券を勝ち取ったフォロワーと試遊。
このゲーム、友達と喋りながらプレイすると非常に盛り上がります。自分の割り振りピンクと青だわ!あっち緑だから起動お願い!これ交互にシールドはるんじゃない?やばい敵近い死ぬゥ!!!
なんとなく任天堂み(というか某イカシューター)のある子供向けのキャラデザですが、いざプレイしてみるとそう簡単にはいきません。特に、動く足場の上での協力プレイが難しい!コントローラーのトリガーボタンを押すとシールドが展開でき、これを上に向けて掲げることで他プレイヤーが乗れる足場になります。移動する足場に2人で乗り、担当色のビームが来たら自分が下になり味方をシールドの上に乗せて守ります。これを自分の色が来るたびに交代して進んでいくのですが、初見ではなかなか難しい!何度も失敗して落下しながら「ああーーーッ!」なんて叫ぶのもマルチプレイならではの盛り上がりでした。
アークナイツ:エンドフィールド
そしてついに来ました、『アークナイツ:エンドフィールド』の試遊会です!!!時間になってブースに入った後でも、プレイするまでに30分弱かかりました。そしていざ待ちに待った試遊スタートです。
今回の試遊で遊べたのは①基本操作チュートリアル、②マップ探索、③ボス戦、④集成工業システムの4つのモード。20分の時間制限がありましたが、とりあえず①から遊んでみます。
チュートリアルが始まると、いきなり本家アークナイツの犠牲者の名を連ねた墓石群が。しかしここは本プレイに取っておくとして、20分を無駄にしないためにもどんどん先に進んでいきます。
WASDで移動、Shiftでダッシュ、Spaceでジャンプ、Fで会話とアイテム回収、左クリックで攻撃F1234でキャラ入れ替え、1234でスキル発動と言ったあたりが基礎的な操作方法。ジャンプできると色々悪いことができそう…。
フィールド上で敵に捕捉されるとシームレスに戦闘が始まります。左クリックで通常攻撃を加えながら、クールタイムが空けたスキルを発動!アクションゲームではなくストラテジーに振り切った戦闘システムです。
戦闘の最大の特徴としては、敵の攻撃に対するカウンターシステムです。敵の攻撃には予告線が出る溜め技タイプのものがあるのですが、この時に妨害できるスキルを発動することで敵の攻撃をキャンセルして有利に戦闘を進めることができます。敵の動きをよく見てプレイするアークナイツのストラテジー性を引き継いで、さらにアクティブにしたゲームシステムと言えます。スキルにリチャージ時間がある都合上ゴリ押し発動では対処することができないので、敵の行動をよく観察して使い所を見極めましょう。
そして、スキルを発動するとSPが溜まり、最大までチャージされると次のスキル発動時に必殺技を放つことができます。挿入されるアニメーションがこれまたカッコいい!過去に公開された映像から少しグラフィックも良くなっていた気がします。大画面ド迫力の必殺技発動。これがエンドフィールドで1番アドレナリンが出る瞬間ですね。
また、この日最後に遊んだのは集成工業システム。予め出来上がっている工業システムが設置されており、基本はそれを眺めたら触ってみたらする形でした。とにかくスペースに敷き詰められた機械と生産ラインの山!複数の機械が連なり、アイテムを自動生産してくれます。私自身はsatisfactoryのような工業建設シミュレーションをやったことはないが、昔マイクラの工業mod実況は見ていたので何となくそのイメージかなぁ…とか感じながら見学していました。
このモードでもう一つ体験できたのが、ジップラインでの移動です。広大なタロⅡの大地を駆け回るのは骨が折れます。そこで、各地にジップラインを設置して一気に移動できるようにし、どんどん開拓することができるのです!これは昨今のアニメ調3Dスマホゲーの中では異色の要素と言っても過言ではないでしょう。その分マルチ要素は無さそうですが、アークナイツもそうでしたし、勝手に自分のワールドに工場を生やされたらたまったものではありません。ソロゲーに脳天まで浸かり切ったアークナイツファンがマルチゲーなんてできるわけないことをよく分かっている!!!!やはり鷹は顧客のことを理解しているんだ!!!
工場見学をしながらアンジェリーナなど他キャラも触っているとあっという間に試遊時間20分が終了。席を離れるのは惜しいですが、私の後にも長蛇の列があるため潔く撤退します。
試遊開始前に机にカードが一枚置かれ、カードのステッカーを剥がして出た模様の種類によって2種類のランダムノベルティを貰えました。初日はストラップをゲット。明日も整理券を確保した上で2分の1に勝てればノベルティコンプの可能性が!
また、アンケートの回答と公式Twitterアカウントフォロー&試遊ツイート投稿でそれぞれノベルティを貰えました。
中でもお目当ては、この「かぶってなりきりペリカ紙袋」!中国での試遊会で配布された時からマークはしていたのですが、このなんとも言えないシュールな表情と無限にネタが浮かぶお面という存在を、アークナイツ芸人の私が見逃すわけにはいきません。
いざゲットすると、想像以上にデカい!!!持ってきたバッグに入らないほどの超巨大なお面でした。本当はエンドフィールドのショッパーに入れたかったのですが、この日は配布のタイミングに巡り会えず明日に見送り。クソデカペリカは道中で手に入れたメタファーのショッパーに入れました。
リアル・バックショットルーレット
一通りペリカヘッドで遊んだので今日やりたいことは一通り済みました。あとは適当に回るか~と思ったところで、Twitterに衝撃の情報が。
「リアルバックショットルーレット……???」
『Buckshot Roulette』。2024年初頭から話題になり、実況界隈でも盛り上がりを見せたホラーテイストのインディーズゲームです。
ゲームシステム自体はシンプル。相手ディーラーと1対1のロシアンルーレット対決です。ラウンドの始めにショットガンに実弾と空砲が何発か装填されるので、自分か相手に向けて発砲!自分に撃って空砲ならターン継続、相手に撃って空砲ならターン交代、実弾ならダメージが発生します。先に相手のライフポイントを削りきった方の勝ちです。それじゃただの運ゲーじゃないか!と思うかもしれませんが、本作には奥深い戦略性があります。それがアイテムの存在です。ラウンド開始時に何個かランダムに配布され、発砲前に好きなだけ使うことができます。例えば、タバコを吸ってHP回復、ノコギリを使ってダメージ2倍、虫メガネで次に出る弾を確認するなど、効果は多岐に渡ります。アイテムを効果的に使いながら運を制していく戦略性が魅力なんですよね~。
で、そんな既に話題になっていたゲームですが、まさかのこのロシアンルーレットをリアルで体感できるブースが設置されていたのです。
ご覧くださいこの再現度。1対1の原作と違い4人での対戦形式にカスタマイズされていますが、テーブルからショットガン、アイテムに至るまで完全再現。手前のモニターに現在の順番とライフが表示され、自分のターンになったらショットガンを3人の誰かに向けて発射!時間の都合かライフは2個まで1人やられたら終了ですが、ゲームを知っているファンからすると大興奮の原作愛が伝わるブースでした!
ちなみに私が負けました。
その他気になったブース
その他現地を歩いて見つけたブースをざっと紹介。
まずはGoogle Play Gamesのブース。ここではPC版Google Play Gamesの試遊会が行われており、アークナイツもプレイできたようです。かなりの長蛇で私はプレイできませんでしたが、ブースがそこそこ大きくて外観を見ているだけでも面白かったです。ただ、PC版Google Play Games自体はエミュと比べると不便な点が多いし、安心してプレイしたい人向けかなぁ。
次は『メタファー:リファンタジオ』。真・女神転生やペルソナシリーズで知られるアトラスの完全新作タイトルです。私が知ったのはつい最近なのですが、図抜けたスタイリッシュUIが話題になっています。とにかくどこもかしこもカッコイイ!私はガチ住職が歌っている戦闘BGMがカッコよすぎて無限ループしています。本作は既に体験版が配信されており、10月11日に製品版が発売されるそうです。ブースの上にはPVで見た隕石のような巨大なオブジェクトが吊られています。なんという迫力……。
あとは『モンスターハンターワイルズ』。もちろん試遊はできませんでしたが、間近でプレイを見てきました!とにかく画面の端から端まで美麗なグラフィック。基本はワールドのように見えましたが、自然のオブジェクトがより鮮明になっており、ハンターのアクションもよりパワフルになっていました。最近は推奨スペック高すぎ問題が囁かれていますが、少なくとも私の見学したPS5試遊台ではマシンスペックの不足や違和感を感じることがありませんでした。もっとも、私が基本60fps限度のゲームばかりやるせいというのもあるかもしれませんが。私はフレームレートより4K解像度を取るタイプです。人間60fpsで十分だと思いますけど、せっかくPC版やPS5Pro版が出るなら絶対高フレームレートヌルヌルでプレイしたい方が多いでしょう。
そんなわけで、全ブースをざっと見て回ったら1日目は終了。物販やインディーゲーム、デバイスなどがあるのは少し離れた棟にあるため、明日に回します。一緒に回ったフォロワーと夕食を食べ、別れてからホテルに帰投。歩き回って疲弊した身体を大浴場で癒やします。本当に大浴場付きで良かった!!!一応サウナが付いているのですが、流石にこの疲労感で身体に負荷をかけては明日が心配なので程々に。水風呂とジャグジーを往復して血流を良くしようと奮闘する様はまさにアスリートと言っても過言ではないです。
明日の支度を済ませ。22時頃には就寝します。明日も4時起床なのでね……!
1日目で回収できなかったエンドフィールドのノベルティは、ショッパーともう一方のランダム配布、「しゃかしゃかアクリルフレーム」。ランダムは運に賭けるとしてショッパー争奪戦争に勝たねば。
TGS2日目
前哨戦②
9月29日日曜日、またも早朝4時20分に起床して早々にチェックアウト。今日は荷物をホテルに預けられないため、船橋駅のロッカーに入れていざ戦場へ。1日目と同じく6時12分に海浜幕張駅に到着し、昨日の反省を生かして速攻ホームから降りれる乗車位置を模索してなんとか最速で離脱。昨日とはまた別のフォロワーと合流し、幕張メッセへ足早に向かいます。
しかし2日目、1日目より人の量が多いです。昨日より速歩きで来たのに、チケットゲート前の混み具合が明らかに増している……?格段にレベルアップした難易度に戦々恐々としながら先に進みます。
そしてなんとか列に並びました。5分ほど早く並んだのに、昨日より10mくらい後ろにいるー!シビアな整理券戦争を勝ち抜くには、数mの差が命取り。一抹の不安がよぎりながら開場の時を待ちます。
9時20分、昨日より早く一般も開場!エンドフィールドへ急げ!
到着するとまたもや既に長蛇の列が。昨日と違い一度の配布で1日の整理券を配り切る方針になったようで、逃せば後はありません。
そしてついに────
2日目も整理券をゲットー!!!!また勝ってしまった……。昨日より遅い時間ですが、なんとか確保できまして、両日参加の目的を達成しました。一緒に並んだフォロワーも、たまたま列で横に並んでお話したドクターも獲得成功。今日は試遊まで時間があるので、例の離れたホールにも行ってみましょう。
物販ホール
特にお目当ての物はなかったのですが、物販があれば向かうのがオタクの性。とりあえず色々見てみます。
ゲーム関係だけでなく、アニメのグッズもちらほら。YostarやGRYPHLINEからの物販は無いので残念ですが、見たことのあるゲームのグッズが並んでいます。まぁ買うほどではないかな……と思った矢先、Fangamerのブースにて、なんと『Undertale』のグッズが!可愛いキャラクターグッズがズラリ!私はアンテファンでもあるので、ここは財布の紐が緩んでしまいました。色々吟味して悩みに悩み抜いた末、「ナプスタブルークのルームライト」と「うざいイヌポーチ」を購入。「うざいイヌポーチ」、良すぎる。筆入れにしました。
一時的に別れたフォロワーはコジマプロダクションの物販ブースに行ったそうですが、流石の人気っぷりに購入できなかったそう。オンライン販売のページが鯖落ちしたとか。
物販の後はデバイスやインディーズゲームコーナーを回りました。
中でも目を引いたのは、まさかのニトリとIKEA。家具メーカーがゲーミング部屋のショールームを展示しており、見ているだけで心が踊ってしまいます。ニトリは紫色のライトを織り交ぜた白ゲーミング環境と、モンハン20周年コラボ家具で固めたデスクが展示されており、もちろん実際に座ることもできました。いや〜、私もこんな理想のデスクを作りたいものです。
お次はインディーズゲーム。何やら一際目立つ黄色い光が見えます。あれは……『8番出口』!今年の日本ゲーム大賞でブレイクスルー賞に選ばれた、言わずと知れた今年(正確には昨年末から)の大ヒットインディーズゲームですね。何とここでは例のおじさんと写真が撮れるフォトスポットが!これは並ぶしかない。そんな感じで撮ってもらった写真がこちら。
うーん楽しい。ゲーム好きとしてはどこに行っても目を引くものばかりです。オタクの集うイベントへの参加は生きがいとも言えます。
他にも展示されていた大量のインディーズゲーム群があり、何個か試遊してみました。中でも気に入ったのはこちらの『キメキャワ♥限界ビートちゃん!!』。Shortsで少し目にしたことがありこれは!と思って試遊台へ。社畜の女の子が工場でフルーツを潰し続けるリズムゲームです。私自身は音ゲーやリズムゲーを全くプレイしないのですが、ビジュアルが良すぎてつい触ってしまいました。シンプルなゲームなんですけど、フィーバータイムの曲がノリノリでつい2周しました。
エンドフィールド2周目
さぁ時間も潰したところで本丸のお時間。2回目のエンドフィールド試遊!今回は昨日できなかったボスを遊び尽くします。
「トリアンゲロス」というボスと戦うモードなのですが、コイツが中々に強い。前方に広範囲攻撃を繰り出して来るのですが、もちろん回避がない以上食らってしまいます。とにかくHPの管理が難しく、気づいたらやられてしまいます。回復をしなければ…!とアイテムを開いたのですが回復薬が無ぇ!!!実はベースキャンプにアイテムボックスがあり、そこに回復薬が入っていました。こっちがモンハン試遊会でした。やっと削りきったと思いきや第二、第三形態があるので、一筋縄では行きません。2回ほど全滅した上にクリアできませんでした……w下手すぎる。これは悔しい……。
初手で武器と他のキャラを調達してみたのですが、レベルが足りず投入は断念。持っていた素材で3人分凸してレベル70まで上げたのですが、普通に失敗しました。どんだけ下手やねん。
ちなみに、私が並んでいた時に、チェン1人で倒していた狂人がいました。あの人ヤバすぎる……ドユコト?再戦の炎を燃やし、試遊台を立ち去るのでした。
あ、でもランダムノベルティの片割れはゲットしました!運だけは良かったようです。
ショッパー争奪戦争
今回一番入手が難しかったのは整理券か?否、ショッパーです。
時は戻り整理券を確保した後の10時頃。昨日手に入らなかったので、今日は何としてでも確保したい。整理券を手に入れると、暫くブースの周りをぐるぐるぐる。ショッパーの配布を今か今かと待ちます。流石に邪魔になるため、度々ブース前で立ち止まり、片目で展示を眺めながらもう片目でショッパー配布の予兆を探ります。
何やら試遊入口の方からスタッフさんの声が。「人が集まり過ぎるとノベルティの配布はできません!」既にまだ配ってもいないショッパーを今か今かと待つ人だかりが。スタッフさん、本当にお疲れ様です。このエンドフィールドブース前がどれほど地獄の様相を呈していたかと言うと、私が歩き回った限り会場内でも3本の指に入る混み具合でした。この3本の実情としては「巻き込まれれば自由に身動きが取れず、後ろから押されて進むしかない」レベルです。夏コミと比較すると、待機時間は圧倒的直射日光で搬送車すら出る夏コミに勝るものはありませんが、開場後の施設内の混み具合に関してはTGSに軍配が上がります。四方八方が人間押し寿司状態で本当に押されて進むしかないので、無理な人は本当に無理だと思います。この現象が起きていたのはカプコンとポケットペアに挟まれた通路あたり。エンドフィールド隣の鳴潮とNIKE辺りまではギリギリ歩けるのですが、エンドフィールド前はもう肉の海。近くに隣のホールへの通行口があったというのもありますが、もちろん本作の期待感の高さも反映されているでしょう。リアルエンドフィールド。
こうして人の濁流に流されてポッピュコムブース前で動けずにいると、ショッパーを持った人の姿が!あこれ始まってる!見渡すと、すぐ近くで配布が始まっていました。すかさず配布するスタッフに近づいていくのですが、もうスタッフの前180°あらゆる方向から人が押し寄せてきます。なんとか左から右に配って流しているらしく、たまたま左方向にいた私は流れに乗ることができ…
なんとかショッパーをゲット!写真からぜひ感じ取って欲しいのですが、もう戦地の熱と手に入れた達成感で写真がブレブレ。なるべく人の迷惑にならないように立ち回ってはいましたが、人によっては瞳孔ガン開きでスタッフに迫っていく姿も。恐ろしや限定配布。恐ろしやTGS。
なにはともあれ、これでノベルティコンプリートです!世界有数なのではないでしょうか!
特大サプライズ
最後に、この日のエンドフィールド関係でトピックを挙げるとするならば、試遊に並んでいる時に日本ゲーム大賞を受賞したことでしょうか。
試遊を今か今かと待っていたところ、スタッフが何かを持ちながら試遊台の横に来ました。急に何かを貼り付けたと思ったら…
『アークナイツ:エンドフィールド』、まさかの日本ゲーム大賞フューチャー部門を受賞!!!これを目の前でやられたものですから、声を上げて大興奮。ウオオオオオーーーーーーーッ!!!!!
だって他の受賞タイトルを見てくださいよ。
・『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』
・『真・三國無双 ORIGINS』
・『メタファー』
・『ロマサガ2 リベンジオブザセブン』
・『ペルソナ P5X』
・『幻想水滸伝 I&II HDリマスター』
・『モンハンワイルズ』
・『龍が如く8 外伝』
・『レイトン教授と蒸気の新世界』
『メタファー』を除く8タイトルは全て超人気タイトルの続編かリメイク、『メタファー』だってあのアトラスが作る最新作ですからね!ここにアークナイツが!エンドフィールドが!肩を並べているんですよ!!!日本ゲーム大賞…?と思う方もいるかもしれませんが、去年だってゼンゼロが受賞してますからね。パブリッシャーの支社が日本にあればええってことですよ。アークナイツ最高ゥ!
まとめ
エンドフィールド2日試遊を敢行し、無事目的を達成。本当に充実した2日間でした。様々なゲームが展示され、ゲームオタクにとってはまさに夢の空間です。何より、エンドフィールドを実機で触れて期待感が高まりましたね!待ちきれません。やはり画質を上げれば上げるほど幸せになれるゲームだと思いました。4Kで遊ぶためにもPC新調しないとなぁ。
というわけで、ここまでお読みいただきありがとうございました。皆さんもエンドフィールド、遊び尽くしましょう。
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