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こんなこと言うと「うるせ~な~」って言われるかもしれないけど -岡山から新潟へ毎年足を運んで感じたこと-
浦佐の長いトンネルを抜けると雪国であった。年に一度、上越新幹線の窓の外から見るその風景を見て、「ああまた新潟に来ることが出来たのだ」と胸が高鳴る。
私は2012年から毎年3月に開催される「にいがた酒の陣」に参加するため、岡山から新潟へと毎年足を運んでいる。今年で8年連続8度目だ。
元々ネット上で長い付き合いの友人が新潟・長岡出身であり、その友人が私を含めた周りの友人に勧めていたイベントが酒の陣であった。最初は周りの友人が参加しているのを「楽しそうだなあ」と見ている立場だったが、生活が落ち着いたこともあり「楽しそうだし」と参加し始めたのがきっかけである。
それまでの新潟のイメージはというと米と酒が旨い、寒い、そしてファジアーノ岡山でも大変にお世話になった川又 堅碁選手くらいしかなかったが、実際酒の陣に参加してみて「米と酒が旨い」というのは非常によく分かった。
普段は日本酒は滅多に飲まないのだが、新潟に来ると気付けば飲んでいる。恐らく個人的な日本酒の年間消費量の95%くらいは新潟で消費していると思う。気の合う友人たち(個人的には「チーム新潟」だなんて呼んでいるが)とのんびりダラダラしているという環境もあるだろうが、それくらいに新潟の日本酒は美味いのである。
そんな気心の知れた「チーム新潟」と毎年楽しくやっている中で、それ以外でも昨年のCスタでの岡山戦後に新潟サポの皆様と交流会を実施し、更に新潟という町への親近感というか愛着は深まってきている。
個人的な話だが「いい人」と「美味い飯」がある街は素晴らしい。新潟はその両方を兼ね備えているなかなか無い街なのである。
なかなか距離や予定があったりで叶わないが、春先以外の新潟も是非とも満喫したいな、と常々考えている。
by おさしみ(ファジアーノ岡山サポーター)