南條アルビ

40歳DINKs。東京で自営業。キリンと音楽と旅が好き。たぶんHSS型HSP。

南條アルビ

40歳DINKs。東京で自営業。キリンと音楽と旅が好き。たぶんHSS型HSP。

最近の記事

ストレスを徹底的に回避して生きている

わたしの日常にはストレスがない。 いや、ちょっと言いすぎた。 いまちょうどパワハラっぽいクライアントと仕事をしていて、その人の言動にイラッとすることは月1回程度ある。 でもそれくらいだ。慢性的なストレスはほとんどない。なぜなら、ストレスの原因になりそうなことを徹底的に回避しているからだ。 会社員をやめる29歳まで、ストレスにまみれて生きてきた。自分にはストレス耐性があると思い込んでいたので、ストレスが蓄積されているという自覚はなし。いよいよキャパオーバーになってパンクし

    • 連日の妊娠出産ニュースで感じる「モヤッ」の正体は

      「子どもを産み育てる人生」にあまり興味をもたずに生きてきたわたしは、ふだん、子どもがいないことについて考える時間は少ない。 わたしの頭のなかといえば、いま受けている仕事をどんなふうにしあげようかとか、今月の売上やばいなとか、あのライブのチケットを申し込まなきゃとか、来年はどの国を旅行しようかとか、そのほとんどが仕事と趣味の関心ごとに占拠されている。 ただ、なにかがトリガーとなって、子どもがいないことをふと意識する瞬間もある。 「やっぱり子どもがいたほうがいいんだろうか」

      • 産まない選択に負い目を感じる必要なんてないのに

        夏の朝、メイクをしながら都知事選の街頭演説のYouTubeに耳を傾けていたら、ある候補者の言葉に図らずも涙がこぼれて自分でもびっくりした。 その一節は要約するとこんな感じだった。 日本の少子化を、産まない女性のせいにする政治はもう終わりにしたい。 子育てする人の孤独に寄り添うだけでなく、いまはいろんな人生の選択がある。そのどれをも尊重する社会をつくりたい。 わたしはその人の支持者ではないし、演説を聴いて支持者になったという話でもないのだが、そのときはじめて自覚したこと

        • 産まない選択、38歳の葛藤

          不惑の40歳を迎えたいま思い返すと、わたしが「超惑」していたのは38歳だった。 このまま子どもをもたない人生を選んで、本当にいいのか。 あのころは、毎日のように自問していた。自問したところで答えは出ないので、自分と同じDINKsの人たちとSNSでつながってみたり、子どもをもつか迷っていたけれどもたない選択をした人の手記がないかネットをあさったりしながら、なんとか答えにたどり着こうともがいていた。 わたしが求めていたのは、「子どもをもたない人生を選んで後悔してないし最高に