シラクーサの市場 ② 鮮魚類
<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.86>
シラクーサ・オルティージャ島の朝市。
鮮魚を取り扱うお店も、とても賑やか。
こちらでは、ムール貝(Cozze)が山盛りで売られています。
ムール貝の色だけだと、真っ黒になってしまいますが、
一緒に、トマトやレモン、パセリ等を飾り、色を加えると、瑞々しさ、
フレッシュ感が出てきますね。
横には、舌平目、鯛も売られていました。
艶々、ピカピカ!
富山県の方言「きときと(新鮮な)」が、ぴったりのいわし。
イタリア全土の海側で水揚げされ、各地で良く食べられている魚のひとつで、シチリアでも、多くの料理に使われてます。
すごく、美味しそうです!
威勢の良い、かけ声が聞こえてきました。
その声の主は、こちら。
店先での、大きなマグロの解体ショー。
見事な手さばきで、解体されていく様子は、圧巻!
私も、見入ってしまいました。
このまま買って帰って、お刺身で食べたい気分。
そして、もうひとつ、シチリアらしい食材も見つけました。
「海の(di mare)富(リッチ:Ricco)」と言う名のとおり、
イガイガの殻の中には、黄金色の身が詰まっています。
店先で、お兄さん達が、ウニの身を殻から出しています。
磯の香りもしてきて、無性に、ウニが食べたくなってきました。
味見のために、少量購入しようかと思ったのですが、ただ、この旅の始め、
ウニのスパゲッティを食べた時に、少し体調を崩してしまったのですよね。
長時間フライトの疲労感、初めてのパレルモ滞在の緊張感もあったと思うのですが、あの時、大変だった事を思い出し、止めておくことにしました。
さあ、次は、チーズ、ハム類等を扱っているお店の方へ行ってみましょう。
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☆ 旅の始め、パレルモでの昼食のお話
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