【レストラン情報】ジェノヴァの老舗店
<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,84>
リグーリア州ジェノヴァ(Genova)2日目の昼食は、
ジェノヴェーゼソースを世界に広めたと言われる老舗レストランへ。
さすが、老舗、クラシックな内装で、落ち着いた店内です。
早速、お料理を注文。
サービスのフリットから、スタートです。
ズッキーニのフリット
(Fritto di zucchini)
揚げたてホヤホヤ、サクサク食感の衣と、塩梅が、素晴らしく、美味。
これから出てくるお料理を期待させてくれます。
ジェノヴァ独特のフォカッチャ
(Focaccia tipica genovese)
リグーリア州は、フォカッチャを良く食べる州で、
この薄く伸ばいて焼くフォカッチャは、ジェノヴァ独特の焼き方だそうです。
薄手のフォカッチャは、食べ出すと、ちょっと止まらない感じで、
危険です。
以前、滞在したリグーリア州の景勝地・チンクエ・テッレ(Cinque Terre)では、ここまで薄くは無いですが、薄めの生地に、玉ねぎをトッピングしたフォカッチャを食べてます。
お料理は、前菜が運ばれてきました。
蛸と白いんげんの煮込み
(Umido di polpo e faggioli)
ズッキーニのフリットが美味しかったので、かなり期待していたのですが、う~ん…という味わいで、ちょっと残念。
ソースの舌触りもあまりよくなく、ジャリっとした嫌な食感が、舌の上に残り、思わず、半分残してしまいました。
気持ちが落ちているところに、パスタが運ばれてきます。
この一皿が、来店した一番の理由です。
ジェノヴェーゼソースのトロフィエ
(Trofie al pesto)
美味しい一皿でありますように…と、願いながら、ひと口。
うん、美味しい!
バジルの香り、ソースの旨みが口の中に広がります。
濃厚なソースが、アルデンテに茹でられたショートパスタと、しっかり絡んでいます。
良かった…。
かなりのボリュームでしたが、もちろん、完食をしました。
トスカーナ州キャンティのグラッパ・リゼルバ
(Grappa Reserva in Chianti, Toscana)
最後に、琥珀色のグラッパを、美味しく頂きました。
老舗だからでしょうか。
お値段は、高め。
来店当時(2011年)は、香港にも支店を出されていたそうで、
スタッフさんが、「日本からだったら、香港のほうが近いだろう」と、
仰っていたのを覚えています。
「確かに距離は、近いですね」と、私。
現在は、お店のホームページを見る限りでは、ここ、ジェノヴァのみのようです。
さあ、お腹もいっぱいになりました。
もう少し、ジェノヴァの街を歩きます。
お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。