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<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.4>

アルゲロ(Alghero)の語源は、「Alga(アルガ):海藻、水草」
14世紀に、この地を征服したアラゴン家が、カタロニア人の植民地を造ったのが、今の街並みの始まりと言われています。

建築物、教会は、その頃の特徴が残っています。

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サン・ミケーレ教会(Chiesa di S.Michele)

アルゲロの街でも目を引く、サン・ミケーレ教会(Chiesa di S.MIchele)。

クーポラ(屋根)は、
バロック様式・マヨルカ陶板(Maiolicata Barocca)の幾何学模様
色鮮やかに造られています。
異国の香りがしますね。

マヨルカ焼きは、ナポリ(Napoli)のサンタ・キアーラ教会(S.Chiara)でも見ましたが、また雰囲気が違います。


近づいて、クーポラを入れて、全体像を写真に収めようと思ったのですが、
これが、精一杯でした。

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サン・ミケーレ教会(Chiesa di S.Michele)全体像

中心街と言っても、細道が多く、ギュッと集約されているのも
アルゲロの街の特徴のひとつ。

さあ、内部に入りましょう!

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サン・ミケーレ教会・内部

内装はシンプルですが、厳かな空気は、気持ちを引き締めてくれます。


気になる教会が、もうひとつ。
サン・フランチェスコ教会(Chiesa di S.Francesco)です。

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サン・フランチェスコ教会(Chiesa di S.Francesco)

この石畳の奥に立っているとんがり屋根の教会。
14世紀~16世紀にかけて、何度か造り直されているので、ルネッサンス様式と、ゴシック様式が混ざり合っているんです。
内部に入れなかったのが残念ですが、この写真、私の中で、かなりお気に入りの一枚です。

そして、大聖堂(Cattedrale di Santa Maria )にも、足を延ばします。
サンタ・マリア教会とも、呼ばれています。

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大聖堂(Cattedrale di Santa Maria )の内部

大理石を使った祭壇は、18世紀のものだそうですが、中世の頃のような華やかさを感じました。

アマルフィ海岸に点在する教会のようなイメージも…。
きっと、歴史的な関わりもあったりするのでしょうね。

初訪問の街ですが、イタリア各地で見てきた様々のものと照らし合わせて、
私の中で、点と点が繋がり、線に変わっていくような感覚。
こういうのが、嬉しくて堪りません。

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