シチリア家庭料理レッスン① in Taormina
<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.12>
タオルミーナ(Taormina)での、料理レッスン初日。
初めて教わるシチリア家庭料理なので、ワクワク、ドキドキです。
教えて頂くのは、シチリア・マンマのアンナさん。
お家に伺い、伝統的なお料理&お菓子、計3品を教わりました。
まずは、パスタ・アル・フォルノ(Pasta al forno)。
只今、調理中(Stiamo cucinando)
ショートパスタのペンネ(Penne)と挽肉を入れたトマトソース、
そして羊のチーズ・ペコリーノ(Pecorino)を合わせて、
オーブンで焼いていく、手が込んでいる、所謂「晴れの日メニュー」です。
メイン料理はいわし(Alice)を使った、ベッカフィーコ(Beccafico)。
シチリア郷土料理の代表格の一皿で、ご存知の方も多いのでは…。
ベッカフィーコ・準備中(Stiamo preparando a Baccafico)
新鮮ないわしと、味付けパン粉、ローリエを香り付けに使って、オーブンで焼きます。
最後のドルチェは、ピスタチオのケーキ(Sformato di pistacchio)。
たっぷりのピスタチオを使うのは、ピスタチオの名産地があるシチリアならではです。
3品出来上がりました!(Sono pronti 3 piatti)
今回は、どれもオーブンで焼くので、 時間差攻撃 で、作り上げました。
早速、アンナさんと一緒に、試食です。
まずは、パスタをひと口、うん!美味しい!
4人分を作ったのに、2人で、ぺろりと半分以上食べてしまい、アンナさんから「ストップ!ストップ!」の声が、かかるほど。
そうそう、いわしも食べなくては、いけません。
ベッカフィーコも、とっても香ばしく、美味しいです。
珍しい調味料を使ったわけでもなく、分量も、きちっと量っていないんですよ。
アンナさんと色々とお話をしながら、ワイワイを作って。
でも、やっぱり美味しく出来上がるんですよね~。
これぞ、マンマの底力!
こういうお料理が、私は大好き!
結局、ピスタチオのケーキは、ひと口食べた後、お土産として、少し包んでもらいました。
食べ過ぎた…、と思いながらも、このお持ち帰りケーキは、
コーヒーと紅茶、どちらと一緒に食べようかなっと考えながら帰る、私でした。