アンコール遺跡群 ⑭ 蛇神・ナーガ
<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no,39>
アンコール遺跡群のあちらこちらで、見ることが出来る「蛇神・ナーガ」。
カンボジアでは、海や湖の守護神、不死のシンボルとして、
また、天上界とこの世をつなぐ架け橋としても、崇められています。
こちらは、アンコールワットの参道にあるナーガ。
これだけ細部まで美しく残っているのは、珍しいそうです。
奇数の頭を持つ蛇神・ナーガ。
ナーガの長い胴を、神々と阿修羅が綱引きのように引き合い、
天地創世の「乳海攪拌」が、繰り広げられたと言われています。
アンコールワット遺跡群の中でも、シンボル的な存在で、
寺院の参道はもちろん、シェムリアップの街中や、ホテルの敷地内などでも、ナーガの彫刻を、よく目にしました。
まさに、アンコール・ワットの守護神、街を守っています。
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