見出し画像

ポリニャーノ・ア・マーレの美しい海

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.10>

この日は、レッチェ(Lecce)から、アドリア海に沿って、100㎞北西へ。
ポリニャーノ・ア・マーレ(Polignano a Mare)に向かいました。

レッチェ発 → バリ(Bari)行きの鉄道で、停車するものもありますが、
私が乗車した列車は停まらなかったので、ひとつ手前のモノーポリ(Monopoli)で、下車。
ファサーノ(Fasano)行きに、乗り換えて、ポリニャーノを目指します。

画像1
モノーポリ駅(乗換駅)
画像2
ポリニャーノ駅に到着

ポリニャーノは、「海辺のリゾート地」のイメージがあったので、賑わっていると思っていたのですが、予想に反して、こじんまりとした駅。
思わず「ここで、大丈夫?」と疑ってしまって、降車してから、駅員さんに、確認したほどでした。

駅を出て、海辺までの大通り・マルティーリ・ドガーリ通り(Via Martiri di Dogali)を、歩いていきます。
少しずつ人も増えてきて、ポンッ!と目の前が開けて、門が見えました。

画像3

この辺りまで来ると、かなりの人出で、賑わっていて「海辺のリゾート地」の雰囲気ムンムンです。

そして、ラマ・ポリニャーノ橋(Ponte di Lama Polignano)まで行くと、
絶景が待っていました。

画像4
ラマ・モナキーレ海岸(Lama Monachile)

そう!これ、これ!
この美しいアドリア海を、見たかったのです。
すこーんと、突き抜けるような景色、堪りません!

ラマ(Lama)とは、「刃(やいば)、ブレード」と言う意味で、
「刃」で分断されたかのような地層の境目のことを指しているそうです。
もちろん、大自然が造り上げた地形。
凄いですよね。

かつて、アザラシの一種である「地中海モンクアザラシ」、イタリア語で「フォカ・モナカ(Foca Monaca)」が生息していたことが証明されていたことから、この動物の名前にちなんで「ラマ・モナキーレ」と名づけられたそうです。

少しずつ変わっていく海の色も素晴らしく、何度も、何度も、ため息を漏らしながら、ずっと眺めていました。

実は、ここポリニャーノは、この地形を利用した洞窟(Grotta:グロッタ)レストランもあります。
一番、有名なのが、5つ星ホテルが併設しているレストラン「リストランテ・グロッタ・パラッツェーゼ(Ristorante Grotta  Plazzese)」

ここで、昼食をっと、ちょこっとだけ、頭をよぎったのですが、5つ星ホテル内のレストランで、かなりのお値段。
ちょっと手が出ないな。
ここは諦めて、気になっていた、別のレストランに行くことにしました。

そして、もうひとつ。
見ておかなくてはいけないものがあります。
そちらも、昼食前に見ておきましょう!

              ****************

【レストラン情報】
☆リストランテ・グロッタ・パラッツェーゼ
(Ristorante Grotta  Plazzese)
Via Narciso, 59 Polignano a Mare (Bari) Puglia








いいなと思ったら応援しよう!

食の工房オフィスアルベロ【イタリア料理教室 in 神戸】
お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。