ポリニャーノ・ア・マーレ白亜の街並
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.13>
ポリニャーノ・ア・マーレ(Polignano a Mare)の街を散策しましょう!
街の起源は、紀元前4世紀とも言われ、ローマ(Roma)からの伸びるアッピア街道(Via Appia)の終着地ブリンディシ(Brindisi)間を結ぶ街道上にあるポリニャーノは、古代ローマ時代から重要な商いの取引拠点でした。
アルコ・マルキサーレ城門(L'Arco Marchesale)まで戻り、旧市街地へ。
門をくぐって、すぐ左手に見えるのが、こちら!
12世紀に造られたプーリアンロマネスク様式(Apulian Romanesque)の教会です。
訪れた時には、残念ながら、閉まっていては入れなかったのですが、
後で調べたら、日中は閉館、朝・夕方にミサがある時に、内部見学ができるそうです。
教会上にある鐘楼が可愛らしく、青空に映えて、とても美しいです。
この広場の一角にあるサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂は、
歌手・宇多田ヒカルさんが結婚式を挙げた教会としても、有名です。
実は、宇多田ヒカルさんの「Automatic」「First Love」。
そして、サザンオールスターズの「TSUNAMI」。
これらは、私の料理修行時代(1999年~2001年)に、イタリアでよく聴いていた想い出の楽曲なんです。
まだ、スマホも、タブレットも無く、日本の携帯電話も使えなかった時代。
イタリアで、プリペード式携帯を購入し、ローマ字でメールを打っていました頃です。
「Genki? Kondo itsu Yasumi?(元気?今度、いつ休み?)」とか。
郷に入れば郷に従え。
折角のイタリア生活ですから、出来るだけ、イタリアに触れるぞ!と、
イタリア音楽も色々聴いていましたが、やはり、時々、日本語が恋しくなる事もあって。
CDが擦り切れるほど、聴いていました。
今、聴いても、その時のトスカーナの空気感が戻ってきて、ふわっと包まれます。
その時の懐かしい香りや、空気感、見ていた色まで、呼び起こされる感覚があります。
「想い出の曲」って凄いですよね。
懐かしいなと思いながら、この教会を眺めていました。
この教会も、ミサ以外の時は、閉館していることが多いようです。
さすが、リゾート地!と思わせるお店が立ち並び、特に、海をテーマにした可愛らしい雑貨店もいっぱい!
海をテーマにしたお店色々
歩いているだけでも、ウキウキ、ワクワクしちゃいますよ。
そして、最後に、もう一度、海を見に行きます。
美しいエメラルドグリーンの海、本当に、見る度に、ため息が出ます。
アドリア海を満喫して、大満足の日帰りの旅。
さあ、列車に乗って、レッチェ(Lecce)に帰りましょう!