イスキア島の温泉リゾート・ネゴンボを満喫
<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.59>
ナポリ湾に浮かぶイスキア島は、温泉が有名です。
日本の温泉とは少し違って、水着着用で利用する温泉プールで、場所によっては、ファンゴ(Fango)と呼ばれる泥湯が楽しめます。
島の北西にある、温泉リゾート施設・ネゴンボ(Negombo)は、
タイプの違う温泉が、いくつもあるのが売り。
泥湯はなかったのですが、様々な温泉を満喫できました。
是非、それぞれを、巡るようにお楽しみください。
温水プール
(Piscina riscaldata)
入ってすぐのところにある大きな温水プール。
奥には、海が広がっています。
小雨が降っていて、ほとんど、人がいませんでした。
えいっ!と飛び込んで、クロールで、カッコよく泳ぎたかったですが、
それはせずに、ちゃぽんと入って、湯の温度を確かめます。
うん、気持ち良い。
滝湯
(Cascata termale)
湯温:30℃。
やっぱり、肩にあてると気持ち良いです。
思わず、目をつむってしまいました。
湯温が違う3つの湯
(Tre acque calde con temperature diverse)
湯温:30℃、20℃、10℃。
交互に入ると、血の巡りが良くなる湯場です。
洞窟の湯
(terme grotte)
湯温:35℃。
洞窟内という事で、空気も温かく、ほっこり。
湯温が違う2つの湯
(Due acque calde con temperature diverse)
湯温:38℃、8℃
交互に、何度も入りましたが、温度差が大きいので、血の循環が良くなり、かなり汗をかきました。
そして、一番、興味深かったのが、こちら。
「日本式プール(Piscina giapponese)」
と、書いてあります。
湯温:38℃、18℃。
いわゆる「足湯」、手前が冷水(18℃)、石壁の向こうが、温水(38℃)。
この石壁沿いに、歩いて、ぐるり一周する事ができます。
「グルグルと5周回ると良い」と、説明書きがありました。
確かに、足湯も、冷温を繰り返すと良いけれど、それがどうして、日本式?と思って、足を入れたら、その理由が分かりました。
湯底に、ゴロゴロ、ゴツゴツとした石が敷き詰められていて、これが、足ツボを刺激して、なかなか、痛い…。
私は、2周半で、ギブアップ!
なるほど、5周したら、身体に良さそうです。
これが、日本のイメージというのも、面白いですよね。
露天風呂
(Bagno all'aperto)
湯温:40℃以上。
最後に、一番心地良い露天風呂です。
やはり、湯温が高いと、ホッとしますね。
そして、この露天風呂からの景色も抜群です。
露天風呂からの景色
(Vista dalla terme aperto)
そして、この露天風呂の岩壁に、ネゴンボのシンボルも飾られていました。
ネゴンボのシンボル
(Simbolo di Negombo)
ちょっと、面白いシンボル像。
ピノキオが、ビヨーンと空を飛んでいる、そんな、イメージでしょうか。
ゆっくりと、様々なお風呂に入って、ネゴンボを満喫。
気が付けば、もうお昼過ぎで、お腹もすいてきました。
お昼を食べに行きます。