新設「兵庫県立兵庫津ミュージアム」見学会 ② 初代県庁館
先月11月24日にオープンした「兵庫県立兵庫津ミュージアム」。
「ひょうごのはじまり館」を後にし、併設されている「初代県庁館」へ。
こちらは、1868年(慶応4年)5月23日、兵庫県誕生とともに県庁が置かれた「旧大坂町奉行所兵庫勤番所」の建物を復元した施設です。
復元といっても、技術は、現在のもの。
もちろん、耐震強化も施されています。
さあ、県庁館に、入って行きましょう。
玄関から、すぐ右手に、庭園があります。
兵庫県・五国(摂津、播磨、丹波、但馬、淡路)をイメージして造園されているとのこと。
庭園に面して、知事執務室があります。
初代県知事・伊藤俊介(博文)が、執務を行った部屋の再現。
雰囲気がありますね。
執務室・横には、お風呂、そして、かわや、手水場もありました。
奥の板の間から、お白洲(吟味場)に続きます。
「ひょうごはじまり館」から見えた場所ですね。
県庁舎の裏には、兵庫津に住んだ地付同心の官舎もありました。
井戸もあり、生活をしていたのだなと感じます。
ゆっくり見たかったのですが、時間制限があり、ここで、タイムアップ。
また、改めて、訪れたいです。
ちなみに、当時「取次役所」だった場所は、カフェ・スペースとして使われています。
見学後は、ここで、お茶を飲んで、ゆっくりと、当時の兵庫津に思いを馳せるのも良いですね。
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