トルチェッロ島のサンタ・マリア・アッスンタ教会
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.21>
ヴェネツィアのトルチェッロ島(Torcello)。
船着場から一本道を歩いて、島の中心にある教会を目指します。
歩いて、15分程でしょうか。
島のシンボル、サンタ・マリア・アッスンタ教会(Cattedrale di Santa Maria Assunta)が、目の前に現れました!
7世紀に着工され、ヴェネツィア最古の教会と言われるサンタ・マリア・アッスンタ教会。
サンタ・フォスカ教会(Chiesa di Santa Fosca)も、9世紀に着工された古い教会です。
早速、アッスンタ教会の中へ。
石と木で造られた教会で、目の前には、ぶどう畑もありました。
突然、目に入った銅像には、ビクッ!としてしまいましたが。
内部は、撮影禁止なので、絵葉書でのご紹介になります。
第一印象は、厳かで、華やかなのですが、とても慎ましくもあり。
木造部分も残っていますが、やはり当時のヴェネツィアの国力を感じさせる金泊のモザイクの祭壇が、目を惹きます。
今までに、イタリア各地で、多くの教会、礼拝堂を見てきましたが、
この教会は、私の中では、トップ3に入るほど、気に入ってしまいました。
地元の方が「絶対、見ておかないとだめよ!」っと、言われていた意味が分かります。
なるほど、本当に凄い!
そして、隣のサンタ・フォスカ教会も見学。
横にある鐘楼(塔)には登ることができ、天気が良い日は、ヴェネツィア本土まで見え、素晴らしい眺めだそうです。
私は、そのことを知らず、登らずに帰ってきてしまいました(涙)。
う~ん、残念!
どんな景色が見れたんだろう、本当に、残念。
このお話をしたら、生徒さんが鐘楼からの眺めの写真を、下さいました!
是非、ご覧ください。
美しいです。
次回は、絶対、塔に登るぞ!
教会前にある博物館では、11~15世紀に発掘物、絵画なども見ることが出来ます。
ヴェネツィア先住民も住んでいたと言われる、トルチェッロ島。
小さい、小さい島ですが、また再訪したいと思った場所でした。