トリノの大聖堂 & 聖骸布
<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,40>
トリノ(Torino)の大聖堂(Duomo)にも、足を運びました。
フィレンツェや、シエナの大聖堂と比べると、外観は、とてもシンプル。
内部も、白を基調とした落ち着いた空間が広がっています。
でも、ここに、大切なものが収められているんです。
「聖骸布(Sindone)」。
キリスト様が十字架から降ろされた後に包まれ、身体の形が滲み残っていると言われる「布」のこと。
「聖骸布」のことを知ったのは、ある一冊の本を読んだからです。
もう、10年以上も前に、手に取った本ですが、トスカーナ地方中心に、
ストーリーが進み、面白く読んだのを覚えています。
そして、物語に出てきた「聖骸布」という言葉も、印象的でした。
その「聖骸布」が、トリノの大聖堂・ドゥオーモ内、サン・シンドネ礼拝堂(San Sindone)に収められていると聞き、見に行きたいと思ったのです。
訪れた時は、一般公開はされていなかったのですが、VTR映像での説明が流れていて、また、礼拝堂前では、膝をつき、お祈りをされている方々もいらっしゃり、とても静かで、厳かな空気が流れていました。
少し歩いたところに、聖骸布博物館(Museo di Sindone)もあります。
詳しく学びたいと思われたら、こちらもお薦めです。
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【観光情報】
トリノ聖骸布博物館(Museo di Sindone)
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