シチリア特産・まぐろのからすみ(B&Bオーナーさん宅で食事会)
<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.88>
このシチリアの旅では、沢山の美味しい食材、料理と出会いましたが、
やはり、忘れられない食材は、こちらです。
「からすみ」といえば、ボラの卵巣のイメージが強いですよね。
実際に、イタリアの、もうひとつの名産地でもあるサルデーニャ島では、
ボラの卵巣で造られています。
まぐろのからすみは、まぐろ漁の盛んなシチリアならではのものだそうです。
店頭の、からすみも、とても大きくて 220ユーロ/1kg。
イタリアでも、なかなかのお値段。
でも、日本では、なかなか入手できない食材ですから、絶対、教室の皆さまに食べてもらいたいと買って帰ってきました。
レッスンで、2度食べて頂いています。
まぐろのからすみのクロスティーニ(Crostini con Bottarga di tonno)
夏の前菜の盛り合わせ(和食シリーズ)
まぐろのからすみのリングイネ
(Linguine con bottarga di tonno)
そして、シラクーサで滞在中に、B&Bのオーナーさんから、
「友達が来るから、一緒に、家で夕食どう?」と、嬉しいお誘い。
「もちろんです、喜んで!」。
手土産のワインとサラミを調達して、お伺いしました。
まずは、しっかり冷えたスパークリングワインで乾杯。
前菜の盛り合わせを頂きます。
そして「これも、たっぷり食べなさい~」と、出して頂いたのが、
まぐろのからすみのリングイネだったのです。
「もう、からすみ食べた? シチリアに来たら、これは、絶対食べなくちゃよ」っと、オーナーさん。
今、見ると、オーナーさん宅で食べたパスタと、教室でご紹介したパスタ、
盛り付けも、そっくりですね。
シンプルですが、からすみの風味と塩加減が素晴らしくて、本当に、美味しかったです。
お友達は、シラクーサ出身の医療従事者さん。
お会いした時は、カターニャで働かれていて、忙しい毎日だけれど、こうやって地元に戻ってきて、友人と過ごすのが、癒やしの時間だと言われていました。
そんな、貴重なひと時を、ご一緒させて頂き、私も楽しかったです。
お元気かな?、今、どうされているのかな…と、ふと記事を書きながら、思い出していました。
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☆サルデーニャ島のからすみのお話