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【レストラン情報】トレニティ諸島・サン・二コラ島での昼食 ☆ 海辺で食べるお料理は、やっぱり、これ! そして、大らかなマンマ

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.43>

アドリア海に浮かぶトレミティ諸島内のひとつ、サン・ニコラ島散策は、
時間の流れが、ゆっくりで、本当に、のんびりと、美しい景色を見ながら
リラックス。

そろそろ、お昼を食べようと思い、お店を探していたら、地元の方にお勧めレストランを教えてもらいました。

早速、行ってみると、少し時間が早かったのか、開店準備中。
入店できるまで、もう30分程かかるとのことで、それでは、お店の前で、
待たせてもらいますと、外のテーブル席に座って、休憩することにしました。

9月末とは言え、まだまだ陽射しも強く、気温も高かったですからね。
喉も乾いていたので、少しだけ、フライング。
ビールを頼んでしまいました。

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イタリアンビール「Nastro Azzurro」

イタリア各地で見ることができるビール製造メーカーで、味わいは、軽めで、喉越しすっきり!
暑い時の「まずは、ビール!」には、ぴったりです。

喉を潤しながら、絵葉書を書いたりして、待っていました。

20分程待っていたら、スタッフが準備できたよと声をかけて下さり、窓際のテーブルに、案内してくれました。

店内は、広く、そして、すぐ目の前は、海、という空間。
気持ちが良いです!

早速、メニューを拝見。
スタッフさん「今は(9月末)、夏のリゾートシーズンが終わっているから、メニュー数も減らしているんだよ、申し訳ないね」っと。

私「大丈夫です、大好きなショートパスタがあります!」
早速、注文しました。

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かじきまぐろとトマトのパッケリ
(Paccheri con pesce spada e pomodorino)

この大きい筒状のショートパスタ・パッケリ。
ナポリを始め、南イタリアで食べられていて、しっかりとした歯応え、食感が堪らなく、私も大好きなパスタです。

パスタに、かじきまぐろの旨みが、たっぷりと染み込み、
トマトの酸味がアクセントとなり、安定の美味しさ。

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魚介のフリット
(Fritto misto)

そして、海辺で、無性に食べたくなるお料理は、やっぱり、こちら。
魚介のフリット。

定番のたこ、いか、海老、そして、ひめじ似の小魚・トゥリッリア(Triglia)。
イタリアでも、良く食べられているトゥリッリアは、私も大好きな魚のひとつ。
レモンをきゅっと絞って頂きました。
やはり、美味しいですね。

海辺のレストランで、テーブル横の窓も全開。
店内に入ってくる海風が心地よく、お料理も美味しくて良かったのですが…。

ちょっと残念だったのが、ハエが多かった事。
海辺だし、店内とは言え、窓は全開で、ほぼ、テラス席のような感じ。
ハエや、虫が、飛んでいるのは当たり前なのですが、それでも、かなり数が多くて、食事中、気になって、気になって…。
仕方がなく、途中から、テーブル上は、こんな感じになりました。

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ナプキンを被せたワインのミニピッチャーと、ワイングラス


お店の方に、失礼かと思ったのですが、本当に、ハエとの格闘が大変だったので、グラス類に、ナフキンで覆わせてもらいました。

レストランのマンマが、「大丈夫?」と、声をかけて下さって。
私「ごめんなさい、ちょっとハエが気になってしまって」

マンマ「大丈夫、気にしないで。今日は、虫対策をしていないからね。
ちょっと待ってて」っと、奥へ。
(虫対策してないんだ…)

しばらくして、戻ってきたマンマの手には、ハエ叩きが握られていて、
レストラン内を巡回して、えいっ!えいっ!と、ハエ退治をしていました。

退治できると、その都度、私に向けて「任しとき!」っと、言わんばかりの笑顔。
なんとも、大らかなマンマ、のどかです~。
良いですね。
こういう雰囲気も、ゆったりと時間が流れる、この島ならではなのだろうな、と感じました。

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