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歴史ロード・幕末の薩摩志士ふたりの石碑
<鹿児島の旅(回顧録)no.8>
鹿児島市内を流れる甲突川(こうつきがわ)。
その川沿いの加治屋町にあるのが、歴史ロード「維新ふるさとの道」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1658906995703-ILZev1FpN0.jpg?width=1200)
加治屋町といえば、幕末の盟友・西郷隆盛氏、大久保利通氏をはじめ、
多くの著名人を輩出した地でもあります。
川沿いの道には、その時代の解説版等があり、ゆっくりと歴史散策ができ、
また、その北側には「西郷隆盛氏 生誕之地」の石碑が建てられています。
![](https://assets.st-note.com/img/1658907009789-4s3kcfdOdR.jpg?width=1200)
西郷隆盛が、家族と共に、青年時代を過ごした場所です。
そして、そこから200m程のところに建てられているのが大久保利通氏の石碑です。
![](https://assets.st-note.com/img/1658907020595-fx8Ik7CvXJ.jpg?width=1200)
このふたつの石碑、場所は違えど、ほぼ同じように造られているのも
とても印象的でした。
西南戦争の将として、新政府軍に立ち向かい戦ったため、賊軍の長とされてきましたが、1889年憲法発布に伴う大赦令で撤回。
正三位の追贈を受けたことを機に、地元出身者が発起人となり、西郷氏、大久保氏、ふたりが育った地に、石碑を建てることになりました。
その時、同じ記念碑と碑文、同様の樹木を植える事など、同等、平等にする配慮がされたと言われています。
その意図、気持ちをひしひしと感じることができる、ふたつの石碑でした。
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