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メッシーナ海峡横断①
<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.54>
イタリア本土と、シチリア半島の間にあるメッシーナ海峡(Stretto di Messina)。
最短距離は約3kmで、実際に、それぞれ対岸を肉眼で見ることが出来ます。
カラブリア州から見えるシチリア島
(Sicilia vista dalla Calabria)
対岸に見えるのは、シチリア島のメッシーナ(Messina)。
私も、メッシーナを目指して、乗船しました。
以前、海峡をつなぐ橋の建設計画もありましたが、結局、取りやめになり、現在は、フェリーが、この海峡を渡る唯一の手段です。
乗船時間は約20~25分。
フェリーは、自家用車でも乗船可能ですし、列車も、一日に数便、車両を切り離し、車両ごと乗船。
「シチリア⇔レッジョ・ディ・カラ-ブリア」間を、列車に乗ったままで、海峡を渡れるんですよ。
車両が切り離されて、大型フェリーに乗せられている様子
ちょっと分かりにくいですが、よ~く見て頂くと、
確かに、フェリーの後尾に、青い列車(真ん中あたり)が乗り込んでいます。
私も、この旅の往路(シチリア→カラブリア)で、列車に座ったまま、
フェリーへに乗り込みました。
荷物の持ち運び等を考えると、とっても楽なのですが、難点もいくつか。
まず、1車両ごと乗船するので、車両切り離しの時間等で、プラス1時間程時間がかかります。
フェリーが、目的地に到着後も、車両は降ろしてから、接続もしなくてはいけません。
そして、海峡を渡っている時に、列車の座席にいたら、景色が見えない。
見えるのは、切り離されて並んでいる列車の車窓だけ。
もちろん、船の甲板に出ることもできますが、旅の荷物を列車内に置いて、席を離れるのは、ここシチリアでは、なかなか勇気がいります。
ひとり旅の難点です。
と、言うことで、復路(カラブリア→シチリア)は、海峡の景色を見るべく、荷物をゴロゴロと転がしながら、改めてフェリー乗り場へ。
中型フェリーの乗ることにしました。
ところが!
実は、これが、がっかりする出来事に遭遇してしまう事に…。
続きは、また次回。
メッシーナに向かう景色を、ご覧ください。
遠くなっていく、カラブリア州
メッシーナ海峡・中央付近
シチリア州の寄港地・メッシーナが見えてきました!
さあ、シチリア第二の都市・カターニャ(Catania)を目指します。
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