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【レストラン情報】チェターラでの昼食
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.69>
アマルフィ海岸の小さな港町・チェターラ(Cetara)での昼食。
魚醤工房のオーナーさんにお勧め頂いたレストランに向かいます。
風が通る明るいオープンテラス。
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テラス席( Posto sulla terrazza )
初夏のイタリアでは、テラス席があれば、必ず、そこで食事をします。
心地良い夏風に吹かれながら、至福のひと時です。
早速、お薦め料理を、お願いしました。
まずは、イワシ尽くしの前菜から…。
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イワシ料理の盛り合わせ( Piatto d'Alici misti )
左上から、時計回りに、
アンチョビとバターのクロスティーニ ( Crostini di burro e acciughe )
イワシのエスカペッシュ ( Alici scabeci )
イワシボール (Polpettino d'alice)
イワシのフリット(Fritto d'alici)
イワシのマリネ (Alici marinati)
大好きな魚・イワシ。
新鮮なイワシが獲れるチェターラだけあり、どれも美味!
ちょっと、ハマりそうだったのが、イワシのマリネ。
マリネ具合、そして塩梅が、イワシの味を引き立てていて、噛むごとに、ギュッギュッと、口の中に旨みが広がります。
あ、これ、おかわりしたい…。
そして、アンチョビ&バター。
このふたつ、とっても、相性が良いんですよね。
アンチョビバターのソースは、トスカーナ料理修行時代にも作っていて、
焼いたモッツァレッラチーズにかけたりしていたな…、美味しかったな…と思い出しながら、食べてました。
そして、お目当てのパスタは、もちろん!こちら!!
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コラトゥーラのパスタ ( Pasta alla colatura )
イワシの魚醤・コラトゥーラ。
この街の名産なので、どのレストランでも食べられる定番パスタですが、
やぱり、工房を見学した「ネットゥーノ(Nettuno)」のコラトゥーラのパスタが食べたいっ!と思っていたので、工房のオーナーさんに紹介頂いて大正解!
魚醤の美味しさを、改めて確かめることが出来ました。
これは、帰国後、購入したコラトゥーラも、料理教室の皆さまに喜んで頂けると。
そして、最後は、デザートです。
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レモンのケーキ ( Delizie di limone )
やっぱり、この日も、アマルフィ銘菓のレモンのケーキを注文。
すると、なんと!
アマルフィ海岸で有名なパティスリー「サル・デ・リーゾ(Sal de Riso)」のケーキが出てきたんです!
私が、求めていたのは、まさに、これ!
前日、ラヴェッロで食したレモンケーキは、ちょっと変化球だったので、
この ‟ 王道 ” を食べることが出来て、本当に嬉しかったです。
そして、美味しかった…。
オレンジ版ケーキ(Deliziosa d′arancia )も、あるようですよ。
アマルフィ海岸での食事も、これで最後。
どのお料理も、大満足。
驚きの、素敵な出会いもあって、充実のチェターラ滞在でした。
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