陶器の街・ヴィエトリ・スル・マーレへ
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.64>
アマルフィ海岸の街散策・2日目。
今日は、まず、陶器の小さな街・ヴィエトリ・スル・マーレ(Vietri sul mare)へ向かいます。
サレルノ(Salerno)から、ヴィエトリまでは、8㎞程。
船が出ていなくて、バスのみ。
前日の、ラヴェッロ → アマルフィ間のバスのハプニングも、頭をよぎって、嫌な予感がしたのですが、仕方なし。
早めに、出発地のサレルノ駅に向かいました。
サレルノ駅(Stazione di Salerno)
駅前広場に、バス停留所があります。
バス停留所(Fermata di l'autobus)
アマルフィ海岸へ行くバス停表示
サレルノ駅からは、色々な方面行きのバスが出ています。
ヴィエトリに向かうバス停表示を確認して、並びます。
時間も早かったので、一番さん!
今日は、バスが遅れないと良いな、混んでないと良いなっと思いながら、表示前で、待ってました。
ところが!
「アマルフィ行き(ヴィエトリ経由)」のバスが来たかと思ったら、目の前を通り過ぎて行って…。
えぇ~!!!
なんと、このバス停表示の後方、屋根付きの場所に停まったんです。
バス待ちで並んでいた人たちが、ワーッとバスの方へ…。
つまり、一番先頭に並んでいた私は、最後尾になるわけで…。
マジですか…?!
なんとか、バスに乗り込めましたが、もちろん座ることは出来ず、
私の後からも、まだまだ乗車する人がいて、ぎゅっぎゅぎゅっぎゅ、押し込まれていきます。
まるで、超満員の通勤電車のよう…、ここは、イタリアなのに…。
もう一歩も動けないよ~!っと思うほど押し込まれ時に、まだ乗り込もうとする人々を残しながら、ドアが閉まって、出発。
凄いです…。
さぁ~、10分、15分の辛抱だ…。
無事、ヴィエトリに到着したのですが、今度は、人を掻き分けて、降車口に向かおうとしても、ぎゅうぎゅう詰めの車内。
なかなか降りることが出来ずに、悪戦苦闘。
そしたら、ドアが閉まって出発しそうになったので、「私、降ります!降ります!」と、声を出すと、乗客みんなで、運転手さんに伝えてくれました。
「彼女、降りるって!」「止まって!降りるって!」
無事、降車できました…。
はぁ~、15分程の出来事でしたが、ドッと、朝から疲れが…。
イタリアを旅していると色々ハプニングはあるけれど、
やっぱり、アマルフィ海岸のバスは、しんどいです。
ヴィエトリ・スル・マーレの景色(La vista di Vietri sul Mare)
ただ、景色は、やっぱり美しく…。
この海を眺めながら、何度か深呼吸をして、落ち着いて。
さあ、陶器の街を散策しましょう!
ヴィエトリ・スル・マーレ➀
ヴィエトリ・スル・マーレ②
さすが、陶器の街。
大通りの両側には、陶器のお店がずらり。
店構えも、陶器のタイルで飾られて、これがまた面白い。
今回は、パスタ用のオーバル皿と、オリーブオイル用の瓶を探し。
事前に、調べていたお店に向かいます!