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サンマルコ広場から、サンタ・ルチーア駅へ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.28>

ヴェネツィアの島巡りを終えて、サン・マルコ広場(Piazza San Marco)
戻ってきました。
夕方の陽ざしは、また、朝と違う美しさ。
澄んだ青い空にも、惚れ惚れしてしまいます。

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サン・マルコ広場
(Piazza San Marco)

柱の上の彫刻も、青空に映えています。

この堂々たる柱が2本、ヴェネツィアの海の玄関「門」の役割をしていると言っても良いほど、存在感があります。

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左円柱の上には、
ヴェネツィアのシンボル「有翼の獅子(Leone di Venezia)」

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右円柱の上には、「聖テオドロス(San. Teodoro)」。

中世時代以前の、ヴェネツィアの守護聖人で、足元の動物は、鰐(ワニ)だそうです。
確かに、ズームしてみると、ワニに見えます。

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時計台にある有翼の獅子
(Leone di Venezia sulla torre dell'orologio)

「有翼の獅子」は、ヴェネツィア内ではもちろんですが、ヴェネツィア共和国が支配していた隣国(自治国)でも、目にすることが出来ます。

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例えば、ロンバルディア州にある、ベルガモ(Bergamo)
旧市街の中心・チッタアルタにあるヴェッキア広場(Piazza di Vecchia)の建物、中央の白い石部分に、有翼の獅子が彫られています。
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ベルガモの「有翼の獅子 」


ここも、長く、ヴェネツィア共和国の支配下にありました。

北イタリアを旅した時に、この獅子を見つけると、
ヴェネツィアが、この町まで勢力を伸ばしていたのだと分かり、驚くことがあります。

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もちろん、サンマルコ寺院の正面にも、
黄金に輝く、有翼の獅子が、ヴェネツィアの街を見守っています。

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サン・マルコ寺院の正面玄関・ファザード
(La facciata della Basilica di San Marco)


そして、もうひとつ。
時代を感じさせるフレスコ画があります。
一番・左下のアーチ状の部分。
13世紀に描かれたもので、他のフレスコ画とは、雰囲気や表現が違うので面白いです。
写真では、陰になってしまってますが、訪れた時、是非、間近で見て欲しい場所です。

サン・マルコ広場を、再び満喫してから、ヴァポレットに乗り、帰途につきます。

この日の朝、スタートしたリアルト橋も潜り、ゆったりと、運河・カナル・グランデを楽しみました。

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夕陽が、運河に照らし出されて、キラキラと輝いています。

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カ・ペーザロ国際近代美術館
(Ca' Pesaro Galleria Internazionale d'Arte Moderna)

水の都ヴェネツィア、何度訪れても素敵な場所です。

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