アルプスの名峰・モンブラン!…かな?
<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,19>
フランス国境近くのヴァッレ・アオスタ州(Valle d'Aosta)。
コーニェ(Cogne)の村からも、名峰モンブラン(Monte bianco)が見えると、お土産屋の女店主さんに、教えて頂きました。
山の谷間の奥。
この小さな村からも望めるアルプス三大名峰のひとつ・モンブラン。
さすが、名峰!素晴らしい!と思ったのですが、う〜ん、ちょっと距離的に近すぎないかなっと、もう一度、聞いても、「何言ってるのよ、モンブランよ!」と、その女店主さん。
という事は、あの丘から見えていた雪山も、モンブラン?
撮影した写真を見せたら、即答で、「これは、違うよ」、
「これは、グラン・パラディーゾ山よ」っと。
確かに、地図で、村の位置などを確認すると、グラン・パラディーゾ山。
そして、グラン・パラディーゾ山との距離と比較すると、やはり、モンブランが近すぎるのですよね。
う〜ん?
まあ、地元の方が、モンブランと言うなら、白黒はっきりさせなくても、それは、それで良しでしょうか。
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我が街・神戸では「北に山、南に浜(海)」という感覚があります。
よく、道筋を伝える時に、「山に向かって…」「山を背にして…」とか、
「浜側にある…」等と、言ったりします。
以前、この事を、他県の方にお話ししたら、「面白いね〜、それだったら、道に迷ったりしないね」っと。
確かに、自分が今いる場所を確認する時に、無意識に、山の位置をチェックしている気がします。
山に囲まれているコーニェの村。
染み付いた習慣、クセは抜けないもので、実は、どの山も、同じように見えて、時々、方角を見失っていました。
今、私、どこにいるのだろうと。
そうだ、ここはコーニェだった、神戸とは違う。
そういう感覚も、この滞在で楽しんでいました。
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ちなみに、私は、大阪の阪神百貨店の、地下食料品売り場でも、自分の居る場所が分からなくなったことが、ありました。
賑やかで、とっても魅力的、大好きな売り場ですが、美味しそうな食材に夢中になって、しっかり周りを見てなかったのですよね。
あ、迷ったっと感じた時、私は、見上げた空が、ぐるぐる回っていき、
方向感覚を失うのですよね。
この時は、売り場の天井が、ぐるぐる回って、えらいこっちゃ!
壁伝いに歩いて、なんとか、外に出ました。
うん、やっぱり、方向が判断できる目印(私の場合は、山?)が、必要ですね。
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