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中世時代から伝わるスカンノの民族衣装 そして、ハートの湖
<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.29>
アブルッツォ州内の山間の小さな町・スカンノ(Scanno)。
昼食をとったレストランで、シェフから、面白いポスターを見せて頂きました。
掲載されているのは、イタリア中世の時代から伝わる衣装を纏った女性の
ガラス細工です。
このスカンノの町でも、今も、この衣装が大切に受け継がれているそうです。
実際に、この衣装を着ている女性が写っている白黒写真が、店内にも飾ってありました。
それを見て…うん?、私、どこかで、とても似ている衣装を見た事がある…。
記憶の糸を、一生懸命、手繰り寄せながら思い出してみると…。
あっ!
数年前に訪れたサルデーニャ島のオリエナ(Oriena)で見た民族舞踊の女性達の衣装だ!
「サルデーニャ・オリエナ民族舞踊の投稿記事」 も是非、ご覧下さい。
色調は違うものの、とても似ていました。
遠く離れた町で、同じような伝統衣装を見る事が出来るとは…。
ちょっと、感激。
イタリアに魅了され、旅を始めてから、この時で10年ほど。
食文化はもちろんですが、歴史、芸術など、その土地々々で、見てきた事、聞いてきた様々な「点」と「点」が、段々と繋がり、私の中で「線」となっていくのが、とても楽しく、
そして、また心惹かれてしまうのですよね。
いや、本当に面白いです。
ポスターの下にある写真、「ここも名所だよ」っと教えてもらったのが、
スカンノ湖(Lago di Scanno)。
見てください!
なんと、ハート型です。
「Cuore di Abruzzo(アブルッツォのハート)」
スルモーナから乗ってきたバスが、この横道を通っているそうで、
「帰りに、バスの窓から見るんだよ」とアドバイスを頂いたので、
帰りは、もちろん、窓側に座り、カメラを握りしめて、景色にがぶりつき、まだか、まだか…。
ここだ!!とシャッターを押しまくった私。
ホテルに戻って、どれどれ、どんな感じで撮れているかなっと、ワクワク。
その成果が、こちらです。
スカンノ湖
(Lago di Scanno)
う……ん、そうだよね。
ハート型には、どんなに頑張っても見えないし、撮れないですよね。
でも、この湖が、ハート型だという事を知っただけでも、嬉しかったです。
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