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【レストラン情報】本場☆ビステッカ・フィオレンティーナ
<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.21>
フィレンツェでの夕食は、何度も、訪れたことがある老舗店に伺いました。
フィレンツェ名物・ビステッカ・フィオレンティーナ(Bistacca alla fiorentina)をはじめ、美味しいトスカーナ伝統料理を食べることができるレストランです。
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(Insalata di fagioli e tonno)
別名「キャンティ風ツナ(Tonno del Chianthi)」。
ツナは、まぐろから作ることが多いですが、海に面していないトスカーナ州の内陸部に位置するキャンティ地方では、代わりに豚肉を活用。
塩漬けにしてから茹でた豚肉を、オイル漬けにし、ツナに見立てたもの。
これを、白いんげん豆を一緒にサラダ仕立てにして食べるのです。
「豆食い」と言われるトスカーナ地方、この組み合わせは、トスカーナ州では定番中の定番です。
レモンとオリーブオイルの、さっぱりとした味付けで、美味しい!
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(Pappa al pomodoro)
トマトのパン粥です。
この料理もトスカーナ家庭料理のひとつで、以前、一度、このお店で食べて美味しかったので、再注文。
トロトロになったパプリカも入っています。
トマトの甘味とコクもあり、美味しくて笑顔になる一皿です。
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(Bistecca alla fiorentina)
別名、フィレンツェ風 T ボーンステーキです。
5cm厚さほどある骨付き肉を、炭火でジュー♪ジュー♪と焼いて、塩、こしょうと、美味しいオリーブオイルで頂く、泣く子も黙るフィレンツェの「The 肉料理」です。
写真は、メニューに載っている「1/2人前」を、2人でシェアしたもの。
つまり、「1/4人前」。
お皿の直径は、30cm程で、それでも大きいぞ~!
しっかり火は通っていますが、きれいな赤身で、本当に「肉!」という感じです。
イタリアでお肉を食べると、肉自体の味が強く、甘みもあって、本当に美味しい、素晴らしいと感じます。
噛めば噛むほど、旨み、味わいがあるというのでしょうか。
そして、上からかけたオリーブオイルが、これまた、絶品でした。
でも、ここで、終わってはいけません!
このお店では、このチョコレートタルトも、食べなくては!なのです。
(写真が、ぶれていてごめんなさい)
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まるで、生チョコを固めたようなタルトで、最後の締めを飾ってくれます。
私は、このチョコタルトも、この店での必食メニュー。
エスプレッソも頂き、ほっと、ひと息です。
フィレンツェでは、是非、食べたい T ボーン・ステーキ。
肉の塊を炭火で焼いて頂く味わいは、本当に格別です。
ただ、レストランによっては、2名様、3名様以上でないと注文出来ない事もあるので、お店に、事前チェックをしてから、来店することをお勧めします。
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