アルバの大聖堂、そして、花嫁さんと遭遇
<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,52>
ランゲ地方に位置するアルバ(Alba)は、世界三大珍味のひとつ・トリュフ(Tartufo)の名産地として、世界的にも有名です。
また、バローロ(Barolo)& バルバレスコ(Barbaresco)のワインの名産地へも、ここから、バスや車で行くことができます。
その為、食の宝庫・ランゲ地方を巡る拠点として、多くの観光客が訪れ、
滞在します。
昼食後は、ドゥオーモ広場(Piazza Duomo)へ向かいました。
ドゥオーモ広場に佇むのは、15世紀末に建てられたゴシック建築の大聖堂。
レンガ色の、シンプルな外観ですが、内部は、美しい鮮やかな青色の高い天井で、心地の良い空間でした。
この天井の鮮やかなブルー。
イタリアの教会等で、目にすることがあります。
今までに訪れた場所で、一番印象的だったのが、パドヴァ(Padova)にあるジョット(Giotto)のフレスコ画で溢れる「スクロヴェーニ礼拝堂(Cappella degli Scrovegni)」でしょうか。
それに匹敵するほど、美しかったブルー。
椅子に座って、ずっと眺めていられる、私も大好きな色彩です。
そして、多くの観光客が利用するインフォメーション・センターも、
このドゥオーモ広場にあります。
イタリアで、確実に旅情報を得るには、インフォメーションセンターで聞くのが一番。
でも、街によっては、平日のみ、もしくは、午前中のみの営業の場合もあるので、確認が必要です。
私も、ここで、アルバ近郊への公共交通機関情報、バスの時刻表や、その他情報も、無事、ゲットできました。
広場の反対側で、ワイワイと賑やかな声が聞こえてきます。
純白のウエディングドレスを身に纏った花嫁さんと、遭遇です!
イタリアでは、教会で式を挙げる方もいらっしゃいますが、
式を挙げずに、役場に婚姻届けを出して、後は、レストランや、お家で披露パーティをする方も、多くいらっしゃいます。
これまでにも、イタリアで、何度か、花婿&花嫁さん達に遭遇しています。
いつも、少し離れたところから、私も祝福しています。
こういう場面に出逢えると、幸せのおすそ分けを頂いているようで、嬉しくなりますね。
その後、ゆっくり、アルバの中心街を散策した後、ホテルに戻りました。
この日は、トリノからの移動日でしたからね。
少し、身体を休めます。
とは言え、ワインの名産地でもある、ランゲ地方。
フロントにお願いして、白ワインのグラスを1杯、頂きました。
部屋のテラスで、ぶどう畑を見ながら、乾杯!
明日以降の、アルバ滞在中の予定を考えつつ、味わいました。
こんなひと時が、堪らなく、至福の時です。