サン・ピエトロ大聖堂からの眺望
<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.76>
昼食後に、もう一度、ヴァティカンへ。
今度は、サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)に向かいます。
サン・ピエトロ大聖堂
(Basilica di San Pietro)
カトリック教会の総本山でもある大聖堂。
参拝者はもちろん、世界中から観光客が訪れます。
この大聖堂・広場、共に、17世紀の大改築を任されたのが、
バロック芸術の巨匠・ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini)。
ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのために造られた
そう、賞賛された彼。
それを、象徴する場所です。
さあ、セキュリティー・チェックを受けて、中へ。
と、その前に! やっぱり登りましょう、クーポラへ(Cupola:天蓋)。
大聖堂、右横にある「Cupola→」の標識に沿って進みます。
ヴァティカン博物館の建物
途中までは、エレベーターで上がることが出来ます。
隣接しているヴァチカン博物館。
午前中は、あそこに居たのね…と、レンガ色の建物を横に見ながら、
進んで、大聖堂の中へ。
クーポラ(Cupola:天蓋)
ミケランジェロが、設計したクーポラを、間近で、見ることが出来ます。
(お~、素晴らしい~)
さあ、いよいよ階段を上って、クーポラの頂上へ行きましょう!
クーポラ周りの階段
(La scale intorno alla Cupola)
この写真、斜めに撮っているわけではないんですよ。
半円球の周りに、細い階段があって、ぐるぐるぐると登って行くんです。
この斜めの階段、以前、登ったピサの斜塔(Torre di Pisa)を思い出します。
さあ、頂上に近づいてきました。
最後の階段(Le ultime scale)
この細くて、急な螺旋階段を上ったら頂上です。
息切れしながら、上がってきましたが、
そんなことも忘れてしまうほどの景色が、そこにありました。
眼下に見えるサンピエトロ広場
(Piazza del San Pietro)
ベルニーニが造ったこの広場は、世界で、最も美しい広場のひとつと、
言われています。
特に夕日に照らされる時が、本当に素晴らしいそうです。
是非、見てみたいですね。
右手奥に見える、あの白い建物は…。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
(Monumento a Vittorio Emanuele Ⅱ)
そう、前日に、訪れた記念堂。
そういえば、記念堂の展望台から、
このヴァティカン市国、サン・ピエトロ大聖堂が見えていたな…。
ローマの地図上の点と点が、繋がっていきます。
頂上は、混雑していましたが、やはり、ローマの街を360℃見渡せるのは、圧巻!
登って見る価値大!です。
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