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レッチェの夜景 ☆ バロック様式が溢れる美しい空間
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.8>
食後は、夜のレッチェ(Lecce)を散策。
サレント半島(イタリア半島・長靴のヒール部分)の主要都市として、古代ギリシャ時代から2000年以上の歴史を持つ街です。
「バロック建築の街」、それが私の第一印象。
<バロック建築(Baroque Architecture)>
バロックの語源は、ポルトガル語の「Barocco(歪んだ真珠)」といわれ、
元々は一部に見られるグロテスクなまでに装飾過剰で大仰な建築に対する
蔑称であったが、のちに広く17・18世紀の美術・建築に見られる傾向を指す様式概念として用いられるようになった。
「蜂蜜色」と言われるレッチェ石で造られているバロック建築の街並みは、統一感があり、とても美しく、エレガント。
穏やかな雰囲気を醸し出します。
改めて、日中散策をしますが、まずは、夜のレッチェのをお楽しみ下さい。
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(Anfiteatro Romano)
街の中心・サントロンツォ広場(Piazza Sant'Oronzo)にある紀元後2世紀に造られた闘技場。
イタリアでは、日中はもちろん、夕方から夜にかけて、ぞろぞろと街に出てきて知人、友人と語り合います。
レッチェでは、まさに、この広場がその談話の場所で、多くの方々が、お喋りを楽しまれていました。
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穏やかな空気が流れていて、ともて心地良いです。
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イタリアンタイルのお店も、発見!
実は、神戸にも、イタリアンタイルのお店「ドドィチタイル(dodicitile)」があります。
当教室の初代看板(ロゴ)は、こちらのお店でデザイン・作成してもらいました。
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一枚一枚手作りで、色の部分がポコッと浮き出ていて、凹凸があるのが、
可愛くて、良いんですよね。
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(Orecchiette)
食材店には、色鮮やかなパスタたちが並んでいます。
「耳たぶ」と言う意味の「オレッキエッテ」。
右から、ほうれん草(Spinaci)、赤唐辛子(Peperoncino)、
ミックス、ミックスと続き、赤ワイン(Vino primitivo)、焼き小麦(Grano arso)、等々。
買って帰りたい!と思うのですが、まだ旅の初日。
そして、意外と、乾燥パスタは、スーツケースに幅を利かせるのですよね。
この時は、諦めました。
夜散策のラストは、こちら。
ドゥオーモ広場です。
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(Piazza dl Duomo)
ライトアップされた夜のドゥオーモ広場。
「レッチェ石」の美しい建築が、ふわっと、夜に浮き上がってくるようで、思わず見入ってしまいました。
イタリアでは、夜に街歩きをするのが危ない場所もありますが、ここレッチェは、大丈夫。
もちろん、旅先で気を付けるべき最低限の注意を払わなくてはいけませんが、楽しい散策でした。
さあ、移動の疲れもあります。
B&Bに戻って、就寝。
翌日に備えましょう!
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日中散策の様子は、こちらから、ご覧いただけます。
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