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サントロンツォ広場 & 古代ローマ円形劇場
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.23>
レッチェ(Lecce)の街の中心でもあるサントロンツォ広場(Piazza S.Oronzo)。
レッチェ旧市街は、この広場を拠点に、地図と照らし合わせながら散策すると、位置関係が良く分かります。
私も、何度も、この広場を行き来していました。
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イタリアで、お馴染みの「石畳(Strada in pietra)」。
同じ石畳の道でも、街によって違うのですよね。
今回の南イタリアの石畳は、かなり、私を悩ませました。
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(La Colonna di Sant'Oronzo)
昨年から修復中で、まだ幕が掛かっていました。(2019年6月末現在)
この円柱の上に置かれているのが、白亜の街オストゥーニ(Ostuni)のオベリスクの上にもあった守護聖人オロンツォ( Sant'Oronzo)の像。
オストゥーニ同様、17世紀のペスト流行を食い止める為に尽力した彼を評して、設置されたそうです。
そして、成人オロンツォを支える円柱は、古代ローマ時代のアッピア街道・終点の地 ブリンディシ(Brindisi)に、2本あった円柱のうちの1本で、
そのペスト終焉のお礼にと、ブリンディシからレッチェへ、贈呈されたものだと言われています。
この日の午後、ブリンディシ訪問をするので、その前に、確認をしておきたかったのですが、う~ん、残念。
高さ 25m近くの、迫力あるこの円柱、また修復が終わったら、見てみたいです。
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(Anfiteatro romano)
円柱の南側にあるのが、紀元前に造られた古代ローマ円形劇場。
ローマのコロッセオ(Colosseo)や、北イタリア・ヴェローナのアレーナ(Arena di Verona)と比べると、規模は小さいですが、それでも、長い年月を重ねてきた迫力ある遺跡です。
ぐるりっと劇場を回ってみます。
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舞台裏が見えるのも、嬉しいですね。
2000年以上前から、この空間で、剣闘士競技が行われていたと思うと、
またまた、脳内タイムトリップしちゃいます。
この円形劇場・横には、「インフォメーション(informazione:観光案内所)」もあります。(写真・右側)
街散策の前に、必ず訪れる案内所です。
実は、私は、この時、気づくことが出来ずに、結局、東に200m程の
「カルロ5世の城(Castello di Carlo V)」のインフォメーションまで、行ってしまいました。
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(Castello di Carlo V)
ここで、色々、説明を受けて、広場まで戻ってきた時に、劇場横にあるのを見つけて。
まさか、遺跡と一体化しているとは、思いもよらずでした。
こういう、「あれ?」という気づき、発見、遠回りをすることもありますが、旅散策の楽しさでもあります。
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