茅の輪くぐり(夏越の祓) & 水無月 in 2017
2年前、2017年6月30日のお話。
夏越の祓(なごしのはらえ)の日、
雨上がりの生田神社(神戸)で茅の輪くぐり(ちのわくぐり)をしました。
この年、前半の厄落としと、後半の無病息災。
そして、丁度、翌7月から始まる「教室全面改装&リニュアルオープン」が滞りなく進みますように…とも、お願いをしました。
そして、この夏越の祓の時に、食べたい和菓子があります。
「水無月(みなづき)」です。
たねやさんの「水無月」。
名前の通り、旧暦の六月を意味する和菓子。
関西、特に京都では、この水無月を食べる習慣があります。
小豆を乗せたういろうで、三角形をしているのが特徴です。
小豆は厄払い、三角形のういろうは暑さを払う氷をイメージしているそうです。
「三角」という形は、様々な場面で使われていますね。
龍の鱗(うろこ)の形に似ているので、魔よけの意味があるとも言われ、
着物の帯の刺繍に使われたりしていますよね。
こういう、日本の代々伝わる古き良き事、伝統を知っておくと、
外国人(私の場合は、ほぼイタリア人ですが…)との、コミュニケーションがスムーズにいったりします。
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この「茅の輪ぐくり」から、もう、2年も経つんですね。
この後、一ヶ月の改装工事を終えて、9月にスタジオを再開するまでは、
本当に必死でした。
今は、当たり前のように使っているスタジオで、慌ただしく過ごしてしまう毎日ですが、ふと、振り返って、その当時の事を思い出すのは、初心に帰ることができ、大切だなっと感じています。
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